会長様と犬☆★☆★ (ページ17)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:41,260 hit

・ページ17

永side

　

永「嫌や！！そんなの嫌やー！！んぐっ！」

逃げようとすると、健人先輩に捕まった。

中「お前は、人質だ。逃げてもらっちゃ困るなぁ。」

そのまま強制的に席に座らされた。

平「廉、腹をくくって楽しもうぜ？」

隣の席の紫耀が、俺の目を見て言った。

永「楽しめへん！！死ぬかもしれへんギャンブルなんて！！」

平「だからこそだろ。頑張ってコイツ(健人先輩)を生徒会から消しちゃおう。」

神「そうだな。」

ジンが真剣な声で紫耀を見つめて言った。

【第1ラウンド】

浮所が最初のカードを出した。

撃つ側に、「中島健人」と書かれたカード
撃たれる側に「永瀬廉」と書かれたカードが置かれた。

永「えぇっ！？俺！？」

浮「スタートプレイヤーは、紫耀くんです！」

永「紫耀！！俺、撃たれる！！」

平「撃たれても、弾が出なければ最低でも6億獲得できる。稼がないと勝てねぇな〜。」

永「何言ってるん！？弾が出たら死んじゃうんやで！？」

平「それは、廉じゃなくても同じだ。」

紫耀に睨まれたので、俺はもう黙ることにした。

海「廉、ビビりすぎでしょ！」

平「ほい。このカードで。」

紫耀は、撃たれる側「永瀬廉」の上に「髙橋海人」のカードを置いた。

永「ナイス！！」

髙「いや、ナイスじゃねーよ！！いやだぁーー！！パパ、ママ！！死にたくないー！」

海人は、赤ちゃんみたいに叫び出した。

次のプレイヤーは、健人先輩。

中「景気づけだ。」

そう言って、健人先輩は、弾丸カード+1を出した。

浮「銃弾2発。健人先輩、1億円獲得！」

次は、神宮寺のターン。

海「ジン、頼んだーー！！」

神「はいはい。」

ジンは、撃たれる側に「岸優太」のカードを出した。

岸「お、おぉい！！」

海「岸くんっ！勝つためだから！！」

次は、紫耀のターンや。紫耀がいま持ってるのは、「平野紫耀」と「人質」と書かれたカード。

紫耀は、「人質」というカードに手をかけた。

永「いや、待って待って！紫耀、そっちのカードは、アカンて！！」

平「え？」

じゃ、こっち？と言って紫耀は、「平野紫耀」というカードを出そうとする。

永「あぁー！そっちもアカンて！！」

平「うるせーなぁ。」

そう言って、紫耀は撃つ側に「平野紫耀」というカードを置いた。