訪問者たち ページ20
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それから数日後、帰宅すると玄関前に異様な光景が広がっていた。
ミンギュ…だけならまだいい。
あと、2人いる。
「押します！…いや、ヒョン、やっぱ俺無理だー！」
「えぇ？何でだよ、せっかくここまで来たのに」
「じゃあ俺が押すよ」
「いやダメ！やめて！」
少し離れたところで立ち止まり観察していると、どうやら3人で私の家のチャイムを押す押さないの問答をしているようだった。
ああ…
めんどくさい。
あそこに行くのやだなぁ。
いやそもそも私の家なのに、何でこんなこと思わなくちゃいけないわけ？
溜息を吐いて、一歩、足を踏み出した。
「押す！押すよ！」
「早くしなよ、もう俺が押す」
「っあー！！ジョンハニヒョン！！！なんてことを！」
私が彼らの後ろに着いたのは、ミンギュから"ジョンハニヒョン"と呼ばれる人がうちのチャイムを鳴らしたときだった。
「何かご用ですか」
私の声を後ろ手に受けて、3人の動きが一斉に止まる。
それから、ギギギと効果音がつきそうなほどゆっくりと後ろを振り返った。
「Aヌナ…」
最初に言葉を発したのはミンギュ。
「なにしてんの」
「わぁ仕事帰りですか？！奇遇ですねー！！」
「いやここ私の家の前なんですけど。そして知らないお方が2人も」
ちらり、とミンギュの隣に目を向ける。
さっきジョンハニヒョンと呼ばれた人を見て、今度は私の身体が止まった。
え、ヒョンって言ったよね？
男なんだよね？
ビックリするくらい綺麗な顔してる。
「へえ、本当に俺らのこと知らないんだ」
綺麗な顔のその人は、にやりと笑みを浮かべながら呟いた。
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sani(プロフ) - 鹿きつねさん» 共感ありがとうございます（ ; ; ）あたたかいお言葉、とても嬉しいです！読んでくださりありがとうございます！また何か書いてしまうと思うので、そのときはお暇なときにでも読んでいただければ幸いです(*^^*) (2018年8月12日 1時) (
レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
鹿きつね(プロフ) - 完結ありがとうございます！お疲れ様でした。推しの他に神の存在がいるのすごく共感します^ ^とても素敵で面白かったです…またいつかよろしくお願いします！ (2018年8月11日 23時) (レス) id: 0bf67ee9d6 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - いかさん» ありがとうございます（ ; ; ）コメントいただけて嬉しかったです(*^^*)サイコーと言っていただけて震えてます（ ; ; ） (2018年8月11日 23時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - テヨンさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）さいっこうに嬉しいです！本当にありがとうございます！！ (2018年8月11日 23時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - 沙羅さん» いやむしろ沙羅さん本当にいつもありがとうございます（ ; ; ）まじで好きです（ ; ; ）やー、もう優しすぎますありがとうございます！！ (2018年8月11日 23時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sani
| 作成日時：2018年7月20日 18時
