いまの居場所 2 ページ21
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「ジョゼフって72歳のおじいさんだよ」
この言葉に、一瞬みんなの動きが止まった。
HS「は、はあ〜？」
スニョンが大きな声を上げると、スングァンが吹き出す。
SG「うわ〜ヌナ最高ですよ！ほらー、ヌナの性格じゃあ、絶対そんなことはないって言ったでしょう〜？」
「スングァナ？私の性格？どういうことかな？詳しく聞いていい？」
SG「あ、いや…すみません」
途端に小さくなるスングァンの声に少し笑うと、頭の上から声が降った。
JH「あー呆れた」
「私も呆れました」
ジョンハニオッパに向けてそう言うと、スッと手を出される。
「なんですか」
JH「んー？Aが立ち上がるために、この俺が手を貸してあげようとしてるのになぁ。何その言い方？」
「ああ、ありがとうございますぅ」
わざとらしくお礼を言って、ジョンハニオッパの手を取る。
移動で疲れた身体は重くて、出来ることならずっと座っていたかったけれど、その手に易々と引き上げられてしまった。
JH「いやーどんな物好きかと思ったよ」
「それはお互い様ですよ」
笑顔のオッパに同じく笑顔で返すと、繋がれたままの手に力が入るのを感じた。
「痛い！」
ぎゅっと強い力で握られて、痛くてその手を抜こうとするけどビクともしない。
JH「あはは」
「離してください」
JH「やだ」
ジョンハニオッパが意地悪そうに笑う。
HS「ヒョン」
すぐ後ろからスニョンの声がした。
その声に振り返ると、手の痛みから解放される。
HS「何してるんですか〜？」
JH「べつに？遊んでただけだよ」
笑顔で聞くスニョンにオッパも笑いながら言葉を返して、そのままジスオッパの方に向かって行った。
HS「あーごめん、話の邪魔した？」
私に投げかけられた言葉に首を振る。
「いや、話もなにも手を痛めつけられてただけだから」
HS「そっか」
笑うスニョンは、いつもとは少し違う気がした。
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sani(プロフ) - blueheart_825さん» わぁ（ ; ; ）素敵な話だなんて嬉しいです！コメントありがとうございます！！ (2018年10月7日 23時) (
レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
blueheart_825(プロフ) - 素敵な話しすぎて心が浄化されました･:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2018年10月7日 21時) (レス) id: 908e388155 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - いかさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです（ ; ; ）今書いているお話を頑張る力にもなります！ありがとうございます(*^^*) (2018年7月25日 17時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
いか - とても素敵なお話ですね。次回も楽しみにしています！応援してます(>_<) (2018年7月25日 17時) (レス) id: 599fdc1650 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - はるさん» わぁ（；＿；）コメントありがとうございます！嬉しいです！！こちらこそ読んでくださりありがとうございました(*^^*)とても力になります。今書いているお話も頑張ります！ (2018年7月8日 18時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sani
| 作成日時：2018年5月7日 16時
