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眩しいひと ページ46

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え、こわ…

こんな風に考えてるうちに買い物まで済ませてるとか、自分の行動が怖すぎる。


……あー、せっかくこんな晴れたいい天気。

歩けばスッキリするかと思ったのに、余計考えこんじゃって何してんだろ。



もう少し歩く?


少しだけ、足を止める。


…でももうマンションは目の前だしな。
なにより買い物袋持ってウロつくのは、


「あれ?なにしてんの?」

突然かけられた声に顔を上げると、太陽が眩しく顔を照らした。


「お、やっぱ女子高生じゃーん」

「ジョンハンくん…」


この眩しさは、太陽のものか、はたまたジョンハンくんが目の前にいるせいか……


「…ジョ、ジョシュアくんち?」

「うん、そー。女子高生は?そんなとこで突っ立って何してんの?」

「いや……ちょっと考えごと…」

「ふーん」


ジョンハンくんがくるりと向きを変えて、マンションのほうに向かう。


はぁ、もう、ジョシュアくんって名前を口にするだけでも緊張しちゃったよ。


ジョンハンくんの後ろ姿をぼーっと眺めていると、その主がいきなり振り返った。


「ん?!女子高生家戻んないの?」

「え、いや」

「そこでずっと突っ立ってるつもり?袋ぶらさげて何もないとこに突っ立ってるの不審者っぽいんだけど」

「ふし、?!」

不審者?!と思ったけれど、でも、言われてみればそんな気がする。

たしかに、はたから見たら気持ち悪いかも。


「…帰る、帰るよ」

「じゃ、早くして」

「え、あ、はいっ」


勢いあまって元気よく返事しちゃったけど、ジョンハンくんと一緒に上に行く感じなのね。

まぁそりゃそうか、ここでバイバイっていうのもおかしいもんね、マンション目の前だし。


「なにその返事」

「……いや、あの」

「まぁ女子高生だもんねー」


ジョンハンくんの言葉に、ぐぐ…となる。


その背中を追いかけてエレベーターに乗り込んだ。



.

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設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ジョシュア   
作品ジャンル:恋愛
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チエ - いえいえ!焦らずsaniさんのペースで大丈夫です!気軽に続きを読めるのを楽しみにお待ちしてます^^ (2021年3月16日 14時) (レス) id: b5b68b1f48 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - チエさん» コメントありかとうございます!お待たせして申し訳ありません…( ; ; )続きもすぐに更新できるようがんばります!!嬉しいお言葉、とても励みになります(*^^*) (2021年3月11日 19時) (レス) id: e36f83df04 (このIDを非表示/違反報告)
チエ - いつも楽しく読まさせていただいてます!久しぶりの便新とても嬉しかったです!!続き楽しみにしてます! (2021年3月11日 17時) (レス) id: b5b68b1f48 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - 宵さん» コメントありがとうございます!更新ほんとに遅くてすみません( ; ; )速度あげられるよう頑張ります!大好きといっていただけて嬉しいです。本当にありがとうございます! (2021年1月15日 23時) (レス) id: e36f83df04 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです!ジョシュアの独特のテンポが心地良い大好きな作品です。これからも楽しみにしてます! (2021年1月15日 23時) (レス) id: 1aa1083407 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sani | 作成日時:2020年5月4日 23時

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