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SC side ページ6
【エスクプス目線】
...
ある日、育成スタッフに日本人の女が加わった。
これまで、長い間練習生を続けてきた。
でもデビューできそうというところでいつも空振りに終わった。
新しいスタッフが加わったところで何か変わることなんてないだろう。
「Aです。よろしくお願いします!」
メンバーたちがざわついて、あまり良くない雰囲気が流れる。
正直なところ俺も不安だ。
傷つけてしまったかな、とAさんを見る。
わらっ・・・てる?
「絶対にいずれ、韓国以外の国でもデビューするような大きなグループに育てます」
なんだ、この自信。
にっこりと笑ったあと、強い目つきでそう言い放った女。
確証もないくせに。未来のことなんて誰にも分らないのに。
でも彼女の言葉に
確かに、心が軽くなるのを感じた。
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作者名:sani | 作成日時:2018年3月26日 16時