WZ side:目撃 ページ18
【ウジ目線】
...
今日は練習は休みだったため、メンバーと出かけた。
言い出しっぺのスニョン、ミンギュ、無理やり連れて来られたウォヌの４人だ。
映画を見て、買い物をして、好きなものを食べて。
久しぶりに曲のことを考えない日になった。
そういえば、Aヌナが
�猯匹い發里鬚弔�るには、リフレッシュも大事！″
とかなんとか言ってたな。
明日会ったら、今日のことを話してみよう。
スニョンがうざかった話とか、ミンギュが調子のった話とか、ウォヌが出かけるのを嫌がった話とか。
明日が待ち遠しい。
ん？
休みで嬉しいはずなのに、また曲作りと練習で苦しいはずの明日が待ち遠しいなんて。
なんだか変だ。
ヌナ…今日は何してるんだろう。
いや、まてまてまて。
そんなこと俺が気にすることでもないだろう。
なんなんだ、一体！
WN「あれ？なぁ、あそこにいるのってAヌナじゃない？」
考えていた人の名前が急に聞こえて、肩がはねる。
HS「ん、ほんとだ」
確かにそこには外のテーブルでお酒を飲むヌナの姿。そして…
HS「お〜？男の人と一緒だね」
WN「ん？あ〜…」
知らない男の姿。リラックスした雰囲気で、時折真剣な表情も覗かせながら
楽しそうに笑って話している。
MG「うわ！彼氏ですかね？！ヌナってそんな感じ一切ないのに！
わ〜、ちょっと話しかけにいきましょうよ〜」
WZ「いや、いいよ、やめとけって」
自分が思っている以上に低い声になってしまった。
３人の動きが少し止まる。
そんなつもりじゃないのに、自分でも驚いた。
HS「え、なに。なんか機嫌悪い？」
WZ「いや、…邪魔しちゃ悪いからさ」
MG「うん！それもそうですね、帰りましょう！」
宿舎に帰るまでの間も暫くスニョンとミンギュがヌナの話で盛り上がっていた。
その会話に混ざることができない。
あれ、俺どうしたんだ？
宿舎に帰ってからも、ヌナと男の姿が頭から離れなくて
じっとしていられないような、よく分からないものに包まれた。
とにかく落ち着きたくて、眠くなかったけど無理やり目を閉じた。
・
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作者名：sani
| 作成日時：2018年3月26日 16時
