Love Letter (ページ13)

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成長ページ13

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そこからのジフナの成長は目覚ましかった。

もともと才能に溢れた子なのだ。

世の中には必ず才能を持って生まれてくる人たちがいる。

ただそれをうまく扱えるかは周りの環境と自分の努力次第ということもある。

それが揃った者の成長は誰にも止められないのだと、目の前のジフナを見つめながら考えた。

『まったく不公平な世の中だな』

WZ「ん？何か言いました？日本語？」

あ、いけない。つまらない嫉妬心から、うっかり日本語で独り言をつぶやいてしまった。

「いやただね、ジフナに嫉妬してたの」

WZ「へっ？！嫉妬？僕にですか？」

「うん、だって才能に満ち溢れてるんだもん～」

HS「なになに？なんの話ですか？」

すぐ側にいたホシが尋ねてくる。

「才能に満ち溢れたいい子たちだなぁって。
ジフナだけじゃなくみんなもね。誰しもができることじゃないよ。
君たちを待っている人たちがどれだけ多いか、、きっと今にわかるよ」

HS「本当ですか～？よしっ、ジフナ、その日に向けて練習頑張ろう」

WZ「うわ、ちょっと引っ張んな」

「ファイティン！」

ホシに引きづられていくジフナを見送る。

うん、私も彼らのためにもっと頑張ろう。

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