〘過去編〙加賀美ハヤトとの出会い ページ3
ハヤトさんと私が出会ったのはライバーになる何年も前の話。
〜〜 数年前 〜〜
私はいつもの通り病院に行った帰り道。
公園を抜けようとすると二人の男性に声をかけられた。
男1「ねぇねぇ、君って今暇?」
男2「もしよかったらさぁ〜僕らと遊ばない?」
『あ……いや、急いでるので…』
その時は秋口でまだ日が強かったので日傘を指していたのであまり顔をあわせないように傘をガードに入れた。
男1「えー?もしかして、友達と待ち合わせとか?ならちょうど二人になるしいいんじゃない?」
男2「僕らはぜんっぜん構わないよー?」
どうしようかと考えていると私の後ろから一人の声の通る男性の声が聞こえてきた。
?「あぁ、ここにいたんだな探したぞ?」
振り返るとそこには顔の整った背の高いイケメンが立っていた。
男1「あ?お兄さん何?この子の知り合い?」
?「あぁ…俺はこの子の兄だが…妹に何か用か?」
そのイケメンさんは男性二人を鋭い目でキッと睨みつけると男性二人はビビったのかそそくさと去っていった。
『……あ、ありがとうございます。とても助かりました』
?「あぁ…困ってそうだったから助けただけだし…気にしないでくれ」
「それじゃ」と言ってさりそうになるイケメンさんの服を掴んで引き止める。
『あのっ!!待ってください!』
いきなり服を掴まれて驚いたイケメンさんは私の方を振り返って驚いた表情をした。
『あ、あの…この後、お暇…でしょうか?』
これでは私がさっきの人達と同じになってしまうが…お礼がしたい、その気持ちが強かった。
すると、イケメンさんはスマホの画面を見て何かを考えてからまた私の方を見た。
?「……まだライブには時間があるから…大丈夫だが?」
『あ…そんなにお時間はとらせません…近くに美味しいケーキを出すカフェが有るんですが…いかがでしょう?』
私がそう言うと少し考えた後に素敵な笑顔を浮かべた。
?「……では、お言葉に甘えらとしようかな
あ、俺の名前は加賀美ハヤト。君の名前を聞いてもいいかな?」
『……大宮、ユキって言います』
加「ユキ……素敵な名前だな」
それが、私とハヤトさんの出会いだった。
『まさか、ここまで付き合うとは思ってなかったですけどねぇ〜』
加「ふふっ、それはお互い様でしょ?」
『……そう、ですね』
だからこそ、とっても頼れる存在だ。
『ハヤトさん?』
加「ん?なんだ?」
『…へへっ呼んだだけです』
加「え?…全く、可愛い人だなぁ」
この時間が、とっても幸せだ。
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雪鈴(プロフ) - 宝石姫さん» ありがとうございますっ修正致しました! (2022年11月25日 12時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - 9ページの画像 甲斐田晴くんのだけ見れなくなってますよ。すみません 気になってしまったので(コソッ (2022年11月25日 12時) (レス) @page9 id: 14e3876f5b (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - 通知でお騒がせしております…!!少々手直しなどをしております…!! (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - しずくさん» あ…ありがとうございます(((コソッ))) (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 闇ノショウくんじゃなくて闇ノシュウくんですよ(コソッ) (2022年3月16日 18時) (レス) @page44 id: 699af2d53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪鈴 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時:2021年11月29日 22時