【葛葉誕生日記念2021】真っ赤な君に届ける思い ページ24
今日は葛葉の誕生日だ…けれど、彼はライブで忙しいから直接のお祝いは出来ない。
『……もうそろそろ始まるかな?』
晩御飯も早めに終わらして今か今かと待っていて18時前になった。
『……さて、パソコンをつけましょうか』
私は現地には行けないのでパソコンでの応援をしようとネットチケットも買って、以前葛葉がくれた真っ赤なワンピースを身に纏い画面の前へと座った。
『……さ、応援しよう…!!』
そうして、ライブは始まりかなりの盛り上がりを見せた。
見ているこっちまでドキドキとし、葛葉の歌声に酔いしれた。
『(葛葉も前に比べて本当に…歌声が綺麗になったよな…ほんと、努力な塊だよ)』
あの日、事務所で出会ってなかったら殆ど絡みがなかっただろう…。
『…………葛葉、ほんとに素敵な笑顔だよ』
画面越しに見る彼の笑顔は眩しくって、楽しいのが伝わってくる。
それぐらいのびのびとしてて華やかな笑顔だと思った。
………気付けばライブは終わり、余韻に酔いしれているとスマホが光った。
『…?誰だろ、こんな時間に……』
スマホを手に取るとそこには"葛葉"の二文字が浮かび上がっていた。
私は慌てて通話ボタンを押して耳に当てた。
『葛葉?どうしたの??今ライブ終わったばっかりでしょ??』
葛「"あー、確かにそうなんだけどさ…今から会えたりしねぇ?"」
『今から?』
時計を見るともう19時半を指していたが…まだ、十分に間に合う時間ではある…か。
『………いいよ、どこで会う?』
葛「"あー……いつもの公園、あそこなら俺ん家も近いし…お前ん家も近いだろ?"」
『OK…んじゃ、待ってるね』
葛「"………おう、俺も直ぐに行く"」
そうして通話は切れた。
私は急いで暖かな黒の上着を着て用意していたプレゼントを持って家を飛び出した。
欲を言えば、本当は今日渡したかったから…でも、あっちから"会いたい"なんて聞くとは思ってなかった。
………公園に着いた。
流石に昼間みたいな活気は無く、シンっと静まり返った夜の公園は少し不気味だが会いたい人がいる。
ゆっくりと公園内を足を進めていく。
いつも葛葉と会う木の近くに街灯とベンチがあるのでそこで座って葛葉が来るのを待った。
腕時計の針は20時を指そうとしていた………。
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雪鈴(プロフ) - マヤさん» 了解しました!!それではしばしお待ちください！ (2021年11月29日 20時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - 雪鈴さん» ありがとうございます！それで構いません！リクエストに応えてくださり感謝しかないです…！ (2021年11月29日 19時) (レス) id: 20b6d2231e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - マヤさん» リクエストですね!!大丈夫ですよ!ふむ…社長との過去のお話ですね…もうそろそろ話がいっぱいになるので次の�い僚蕕瓩暴颪�ますね、それでもよろしいでしょうか？ (2021年11月29日 18時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - 更新お疲れ様です。リクエスト受け付けてますでしょうか…？ろふまおの話に出てきた社長と昔馴染みの経緯をもっと詳しく知りたいです…！ (2021年11月29日 18時) (レス) id: 20b6d2231e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ナベ子さん» これは失礼いたしました！ありがとうございます！ (2021年11月25日 21時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2021年10月29日 9時
