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しかも、もの凄くいい笑顔を浮かべているのだ
その笑顔はまるで新しいオモチャを見つけたような子供の笑顔に似ている気がした
『……貴方達が何者か知りませんけど、もう少し奥の方でやってくださいよ』
私は回された腕を振りほどいて少し距離をとる
するとヘアバンの男性がグラサンのお兄さんの襟首を掴んで後ろに引っ張った
高城「悪いな、うちの秋元が……俺の名前は高城だ
あいつがあそこまで吹っ飛ぶとは思ってなかったんだ……怪我はしてねぇか?」
ヘアバンの男性……高城さんはそう言いながら心配そうに私を見つめてきた
……どうやらこの人は少しは常識を持ってるらしい
『怪我はしてませんよ……ご心配ありがとうございます』
大丈夫ですよと言わんばかりに微笑みながら言うと高城さんは少し顔を赤らめて目線を逸らした
すると秋元と呼ばれた人が再び前へと出てきた
秋元「俺は秋元って言うんだ!ねぇねぇお姉さんの名前教えてよ、あと連絡先交換しない?」
グラサンのお兄さん……秋元さんはかなり軽い方のようだ
『……知り合ったばかりですのでイヤです』
高城さんとは違うタイプだし、私は少し苦手なタイプだな……
そう思いながら営業スマイルを浮かべお断りした
秋元「えぇ〜…あ、ならお詫びにすき焼き行こうよ!」
『……はい?』
何言ってんだこの人は?
『お詫びなんていりませんよ、怪我もしてませんし…』
高城「……いや、怖い思いさせただろ?その詫びをさせてくれ」
お詫びを断ろうとするが高城さんも何故かそれに賛同してしまった
なんだろうな…高城さんは少し、ほんの少しだけテツくんに似てるから断りずらい……
『…………わかりました、それ以外は行きませんからね』
私がそう言うと高城さんも秋元さんも、もの凄く嬉しそうな顔をした
秋元「やった!!さぁさぁこっちだよ!俺達の行きつけの所があるんだぁ〜」
高城「味は保証するぜ、だから任せてくれ」
そうして、二人に手を取られながら私はそのお店へと歩みを進めるのであった
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雪鈴(プロフ) - おぺんぺんさん» 本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!気に入っていただけたなら幸いです!! (2023年1月6日 18時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
おぺんぺん - 明けましておめでとうございます。リクエストしたお話とても最高でした！ありがとうございます！ (2023年1月6日 7時) (レス) @page48 id: b8a1915d82 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 雪鈴さん遅れてるけど明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします✨ (2023年1月2日 22時) (レス) @page47 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 雪鈴さん、新年明けましておめでとうございます。無理せずに更新をしてください。楽しみにお待ちしております。 (2023年1月2日 15時) (レス) @page47 id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 雪鈴さん！ことよろです！！ 古参としてこれからもだいすきです！ (2023年1月1日 14時) (レス) @page47 id: c8e71fe0b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年10月12日 9時
