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ーー 設楽 said ーー
羅威刃の傘下に入っている店で飲んでいると一人の嬢がこんなことを言った
嬢1「そういえば、設楽さんってお菓子とかって好きですか〜?」
設楽「菓子か?……まぁ、普通かな?」
嬢1「そうなんですか…あのですね、空龍街の外れにある創作菓子屋さんがとっても美味しいって有名なんですよ〜」
設楽「へぇ……なんって名前なの?その店って」
嬢1「"縁龍"ってお店で和洋両方とも取り揃えてるんですよ〜
日ごとに違っててとっても美味しいんですぅ」
そんな店があるのかとその時は聞き流していた
…………だが、ある日空龍街の外れを歩いていると女が一人なにかの前で掃き掃除をしているのを見つけた
設楽「(なんだ?……女?)」
空色の髪をした若い女が古い店の前で掃き掃除をしていた
チラリと見ると少し見にくいが"創作菓子屋 縁龍"と書いてあった
設楽「(ここがそうだったのか…しかし、良い女だな)」
掃除をしている女は見た目がよく、店に出したら稼げそうだと思った
だから、少しカマをかけてみることにした
設楽「すみません、少し道をお尋ねしたいのですが…」
『え?道……ですか?』
そう言いながら振り返った顔は可愛い系で俺の好みにもドンピシャでハマった
設楽「(本当に良い女だ…店に入れなくっても俺の女にすればいいか)」
そう思いながら俺はワザと店の場所を訪ねてみることにした
設楽「えぇ……この辺に"縁龍"という店があると思うんだが…」
『……縁龍でしたら、すぐ横ですよ?』
女は顔が良く、少し抜けてる男が好きなんだろ?そう思いながら俺はそのフリをした
設楽「お、お恥ずかしい……まさか目の前にあるなんて」
『ふふっ、文字もだいぶ薄くなってきてますもんね…今度修正するって言ってたのでもうすぐ見やすくなりますよ』
笑った顔も良いな…そう思いながら少しづつ距離をつめた
『お客様ならどうぞなかに入って下さいな?』
設楽「あぁ……いや、店に用事ではなくって……」
そして、俺はここで勝負をしかけた
一気に距離を縮めて、その女の耳元で囁いた
設楽「俺の名前は設楽紀明
ついさっきあんたに惚れしたんだが…この後予定はあるかい?」
大概の女がこうやって堕ちていった、だから……この時の俺はこいつもそれで堕ちると思っていた
────だが、この女は堕ちなかった
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雪鈴(プロフ) - おぺんぺんさん» 本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!気に入っていただけたなら幸いです!! (2023年1月6日 18時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
おぺんぺん - 明けましておめでとうございます。リクエストしたお話とても最高でした！ありがとうございます！ (2023年1月6日 7時) (レス) @page48 id: b8a1915d82 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 雪鈴さん遅れてるけど明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします✨ (2023年1月2日 22時) (レス) @page47 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 雪鈴さん、新年明けましておめでとうございます。無理せずに更新をしてください。楽しみにお待ちしております。 (2023年1月2日 15時) (レス) @page47 id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 雪鈴さん！ことよろです！！ 古参としてこれからもだいすきです！ (2023年1月1日 14時) (レス) @page47 id: c8e71fe0b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年10月12日 9時
