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ーー 宇佐美 side ーー
永瀬の兄貴は本当にAさんの事を妹の様に可愛がっていて、他の兄貴達もAさんの事を大変気に入ってる
宇佐美「(べ、勉強だとはいえ……距離が近すぎるっ!!)」
俺は必死に離れようとしたが何故か下がることが出来なかった
『あぁ、宇佐美さん離れると危ないですよ?』
宇佐美「あ………いや、その……///(や、ヤバい…どうすれば………!!)」
そうしていると廊下の方から誰かの足音が聞こえてきた
?「Aさん、調子はどうだろうか?」
『あ、小峠さん!!
はい、ちょうど今から調理をする所ですよ〜』
宇佐美「こ、小峠の兄貴……!!」
廊下から顔を出したのは小峠の兄貴だった
俺は助けてくれと言わんばかりに兄貴に目線を送ると兄貴は少し溜息をつきながらAさんの肩に手を置いた
小峠「Aさん、そいつも男なのでそのやり方やめてやってくれ」
『え?……ダメなんですか?』
Aさんはキョトンとした顔をした
それを見た小峠の兄貴は少しため息をついた
小峠「そいつもあんまり女に慣れてる訳ではないからな…横から指導するだけでも十分だ」
小峠の兄貴のその言葉を理解したのかAさんは離れてくれた
『ご、ごめんなさい…つい、ジロ君と同じ事しちゃいました…』
"ジロ君"……赤鬼と呼ばれる紅林の事か
そう言えば、Aさんと紅林は幼馴染みだったな
……紅林、こんな風に教わってるのか!?
あ、ある意味……羨ましい……ような気がする
小峠「まぁ、気をつけてくれ」
『わかりました、今後は気をつけますね』
そうすると小峠の兄貴は俺に近付いてきて耳打ちした
小峠「俺以外が来なくってよかったな…あれ見られたらヤキを入れられてたぞ」
宇佐美「は、はい……ありがとうございますっ」
そうして、小峠の兄貴はAさんの頭を軽く撫でると台所を出ていった
『……宇佐美さんもごめんなさいね?』
宇佐美「あ、いや……俺がハッキリと言わなかったのがいけないので…気にしないで下さい!!」
『そう……です?
……ふふっ、宇佐美さんって優しい方なんですね』
そう言ってフワッと可愛らしい笑みを浮かべるのを見て彼女は元ご令嬢だと言うのを思い出した
宇佐美「(そりゃ、上品に笑うよな……てか、笑顔が可愛いって本当に思うし……)」
元ご令嬢だったとしても普通に可愛らしい方だし……兄貴達が可愛がる理由もわかる気がする
……てか、Aさんはそうい人が居ないのだろうか?
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雪鈴(プロフ) - おぺんぺんさん» 本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!気に入っていただけたなら幸いです!! (2023年1月6日 18時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
おぺんぺん - 明けましておめでとうございます。リクエストしたお話とても最高でした！ありがとうございます！ (2023年1月6日 7時) (レス) @page48 id: b8a1915d82 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 雪鈴さん遅れてるけど明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします✨ (2023年1月2日 22時) (レス) @page47 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 雪鈴さん、新年明けましておめでとうございます。無理せずに更新をしてください。楽しみにお待ちしております。 (2023年1月2日 15時) (レス) @page47 id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 雪鈴さん！ことよろです！！ 古参としてこれからもだいすきです！ (2023年1月1日 14時) (レス) @page47 id: c8e71fe0b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年10月12日 9時
