☆四十一話 料理とは愛情なのです ページ36
今日は天羽組に出張で舎弟さん達に料理を教えに行く人なっている
何故そうなったかと言うと…………
天羽「最近の若い奴はあまり料理をしないらしい……そこで料理が得意なAちゃんに教師を頼みたいんだ」
『天羽さんのお願いなら……頑張って務めさせてもらいますっ!!』
…………と、言うわけで引き受けたのだ
そして、今日はその初日であり初心者さんに教える
『こんにちはぁ、今日はよろしくお願いします』
組員1「お、Aちゃんじゃないか
そうか、今日からだったな…よろしく頼むな」
ココ最近、門番さんとも仲良くなっておりこうして軽い挨拶をして中に通してもらえるようになった
そして、台所へ着くと一人の若い人が壁際に立っていた
『もしかして……貴方が宇佐美さん?』
私が声をかけると宇佐美さんは頭を思いっきり下げた
宇佐美「はい!宇佐美と言います!!今日はよろしくお願い致します!!!」
とっても元気の良い人だなぁ……そして、なんだかフレッシュな感じがする
『……宇佐美さんってもしかして入ってまもないですか?』
宇佐美「は、はい……入ってまだ一年目です」
そうか……それならこのフレッシュさは今だけなのかな?
『ふふっそんなに緊張しなくっていいですよ?
まずは簡単かつ手軽に出来るのを作ってみましょうか』
宇佐美「了解です!!」
この講習は皆の夜食も兼ねているらしく量を多く作る必要がある
そして、若い皆さんの胃袋も養わなければいけない
『(それなら、温まって尚且つお腹に溜まるものを作らないとな)』
ここ最近はかなり夜も冷えてきた……ならば
『今日はお野菜たっぷりの豚汁にしましょうか』
宇佐美「と、豚汁……ですか?」
『はい、それなら大きなお鍋で作れて尚且つ温め直しが出来ますからね』
私がそう言うと宇佐美さんはふむふむと頷いた
『……なら、まずは買い出しからですね』
宇佐美「ウッス!!お供致します」
こうして、京子さんから預かっていたお金を持って商店街の方へと向かった
空龍商店街はいつもご近所さんたちが集まって賑わいを見せている
そして、私が良く利用している八百屋のお兄さんに話しかけた
『こんにちはぁ〜』
八百屋「いらっしゃい…ってAちゃんじゃねぇか!!お疲れ様」
『お疲れ様ですお兄さん、今日はお野菜を沢山買いに来ましたよ〜』
八百屋「そうなのかい?……って、後ろにいるのは天羽さんの所の人かい?」
宇佐美「宇佐美と言います、よろしくお願いします」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪鈴(プロフ) - おぺんぺんさん» 本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!気に入っていただけたなら幸いです!! (2023年1月6日 18時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
おぺんぺん - 明けましておめでとうございます。リクエストしたお話とても最高でした！ありがとうございます！ (2023年1月6日 7時) (レス) @page48 id: b8a1915d82 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 雪鈴さん遅れてるけど明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします✨ (2023年1月2日 22時) (レス) @page47 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 雪鈴さん、新年明けましておめでとうございます。無理せずに更新をしてください。楽しみにお待ちしております。 (2023年1月2日 15時) (レス) @page47 id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 雪鈴さん！ことよろです！！ 古参としてこれからもだいすきです！ (2023年1月1日 14時) (レス) @page47 id: c8e71fe0b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年10月12日 9時
