☆三十三話 不運な男性と可愛い女性 ページ11
いつもの如く天羽組にお菓子を届けた帰り道の事だった
『さて、配達はこれで終わりだから…帰ってからお菓子作りの練習をしなきゃ』
自転車で帰っていると前方の方に気弱そうな男性と可愛らしい女性がイカつい男二人に囲まれているのが見えた
?「ち、千恵だけは渡さないぞ!!」
?「博文……!!」
男1「うるせぇな!!さっさと渡しな!!」
男2「可愛い女はオレらが遊んでやるからさ」
イカつい男はそう言うと男性の方を突き飛ばし女性の腕を掴んだ
?「うわぁ!!」
?「ひ、博文……きゃっ!!」
『(これは……見過ごせないな!!)』
私は慌てて自転車を止めて女性を掴んでいる男の腕を掴んだ
『ちょっと、嫌がってるじゃないの!!』
男2「あぁん?なんだテメェ……」
?「え……?」
そして、そのまま男の腕を捻りあげる
男2「いでででで!!」
男の手から女の人を解放してすぐに一旦距離を取り、女性を安全な所へ引っ張った
『ココにいて下さい、彼氏さんも助けますから』
そして、スタートダッシュを決めて彼氏さんの近くにいる男に飛び膝を喰らわせた
『とりあえず、アンタも離れなよ!!』
男1「ごはっ!?」
彼氏さんの腕を引いて彼女さんの近くへと連れていった
?「あぁ、博文!!大丈夫!?」
?「あぁ俺は大丈夫だ、それより千恵は大丈夫か?」
?「私は大丈夫よ、その子がすぐに助けてくれたから…」
男達は痛みに蠢きながら私へと突進してきた
男1「こっのやろ!!アマがオレ達をなめやがって!!」
男2「捻り潰してオレらの女にしてやんよ!!」
『アンタ達の女?……はっ笑わせないでよ』
猪突猛進に突っ込んでくる二人の腕を掴んで壁の方へとぶん投げる
男1､2「「ごへぇっ!?!?」」
『…………アンタ達みたいな弱い男なんてこっちから願い下げよ』
二人の男はそれだけで伸びてしまったのを確認して
私は助けた二人へと駆け寄る
『あの、大丈夫でしたか?怪我してません?』
?「えぇ、ありがとう大丈夫だよ」
?「キミ、女の子なのに強いね…何か習ってたのかい?」
『あー……少し合気道とかを習ってた時期がありまして…』
ほんのかじった程度だがこういう時に役に立つから習ってて良かったと思う
千恵「私、根岸千恵って言います
隣にいるのは私の婚約者で……」
佐竹「佐竹博文です、本当に助けてくれてありがとう」
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雪鈴(プロフ) - おぺんぺんさん» 本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!気に入っていただけたなら幸いです!! (2023年1月6日 18時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
おぺんぺん - 明けましておめでとうございます。リクエストしたお話とても最高でした！ありがとうございます！ (2023年1月6日 7時) (レス) @page48 id: b8a1915d82 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 雪鈴さん遅れてるけど明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします✨ (2023年1月2日 22時) (レス) @page47 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 雪鈴さん、新年明けましておめでとうございます。無理せずに更新をしてください。楽しみにお待ちしております。 (2023年1月2日 15時) (レス) @page47 id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 雪鈴さん！ことよろです！！ 古参としてこれからもだいすきです！ (2023年1月1日 14時) (レス) @page47 id: c8e71fe0b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年10月12日 9時
