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《you side》
肩を揺すられて目を開けるとそこにはふわふわとした空気を纏った美男子…にじさんじの叶に似た人が目の前にいた｡
叶(?)「君…此処の国の人じゃないね…?」
『あ……えっと…よく､わかりませ…ん｡』
私は今、目を開けたら推しである叶がいて混乱してるのに…”国”?どういうことだ…????
『……あ、の…手を離してくれますか…?』
一先ずは…肩に置かれた手を離して欲しい…そして距離を取りたい｡
『(そうじゃないと…息が上がりそう…)』
私が震えてるのが伝わったのか、叶(?)は少し距離をとってくれた。
叶(?)「あ……怖がらせたかったわけじゃなくって…」
そう言う叶(?)の顔は少し悲しそうな表情をした｡
『あ…いや……その…スミマセン…起こして下さったのに｡』
叶(?)「いいんですよ｡……あ､僕の名前は叶って言います｡
その…君の名前を聞いても…いい…かな?」
どうやら､同姓同名の別人の様だ…だって､私が知ってるかなかなはこんなに神々しい空気を纏ってないもの｡
『………滝野Aです｡叶…さん?起こして下さりありがとうございます｡』
叶「あぁ…別に良いんだよ!!
その…僕が”気になって”此処に来ただけだから…｡」
『気になって……?』
その言葉に首を傾げると叶さんは私から離れた場所に腰をおろし､目線を合わせた｡
叶「いやさ…僕､人をやめて”天使族”になったんだけど､その…時々ね?波長が合う人が居るんだよ｡」
”天使族”…??”人をやめた”…??どういうことだろうか…｡
私の目の前にいる叶さんは神々しい空気を纏ってはいるが普通の人に見える｡
『(そんな､ファンタジーな話が…あるの?)』
私がそんなことを考えたからだろうか､叶さんが苦笑いを浮かべた｡
叶「ふふっ､君､今物凄く戸惑ってるね…そりゃそうだよね…いきなり”別の所に飛ばされたよ”なんて…信じれないよね｡」
叶さんはそう言うと背中から純白色の美しい翼を生やした｡
叶「……これで､君が居た所と違うって分かってくれた?」
『……はい､分かりました｡』
そう自覚したと同時に上空から”何か”が降ってきた｡
叶さんはそれから私を隠すように翼で私を包み込んだ｡
??「叶………そいつ､誰だ?」
叶「葛葉……そんな剣を構えながら降りてこないでよ､彼女が怖がっちゃうでしょ?」
”葛葉”､その言葉で上から降ってきたのは葛葉だというのが分かった｡
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雪鈴(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます!!裏の方では俺って言って欲しいなって欲望が出てしまった…直しておきます！ (2021年7月21日 21時) (
レス) id: de383840ec (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 設定がとても面白くて，一気に読んでしまいました！素敵な作品をありがとう御座います！後，細かくて失礼なのですが，甲斐田さんと弦月さんは一人称僕ですよ，，，！ (2021年7月21日 15時) (レス) id: 7988901400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2021年2月2日 12時
