Prolog ページ3
私の名前は滝野A、一般的な女性だ。
……まぁ、一つ違いがあるとしたらオタクな所だろう。
今は最近最推しのにじさんじライバーユニットVΔLZ、甲斐田晴君のお歌配信を聞いていたところだ。
「それでは、今日はこの辺にしようかな…!では、おつはる〜!!」
画面越しに見る彼は本当に美しく、尊い存在だ。
『はぁ…晴君、今日も格好良かったなぁ……さぁて、イラストを仕上げますか。』
お歌配信は私にとって、とても癒しだ。
その癒しを聴きつつ晴君への思いをのせたファンアートを描くのが私の幸せな時間だ。
『うーん…取り敢えず桜魔の3人を描いたからぁ…もう少し調整しないとな…。』
そんな感じで推しの為ならなんでも出来る。
それが…私の生きがいだと思っている。
『(でも…きっとこの感情は…画面越しだから感じることが出来るんだよね…リアルに会うと考えると…いかんいかん…考えちゃダメだ。)』
”あの事”は、もう忘れなきゃいけないんだ…。
そう思っていると何故か猛烈な眠気が私を襲ってきた。
『ん……ヤバいな…ベット…いか…な…い……と。』
ベットに行こうとしたが体が上手く動かなくなりそのまま眠りについてしまった。
《あぁ……やっと、見つけたよ………私の、愛おしい光の君よ………》
深い眠りに落ちていくさなか…何者かがそう…私の耳元で囁いた…気がした。
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雪鈴(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます!!裏の方では俺って言って欲しいなって欲望が出てしまった…直しておきます! (2021年7月21日 21時) (レス) id: de383840ec (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 設定がとても面白くて,一気に読んでしまいました!素敵な作品をありがとう御座います!後,細かくて失礼なのですが,甲斐田さんと弦月さんは一人称僕ですよ,,,! (2021年7月21日 15時) (レス) id: 7988901400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪鈴 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時:2021年2月2日 12時