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…………一方、クロノワール島から少し離れた咎人島では、一人の紫髪の男性が赤い鳥居を抜けながらとある場所へと向かっていた。
そして、鳥居を抜けた先には立派な社が立っており、その前に和服姿の男性が静かにたっていた。

?「………がっくん、手紙を出して来ましたよ?

本当にクロノワール島に"異界渡り"が居るんですか?」

"がっくん"と呼ばれた人物は紫髪の男性の方へと振り返りニコッと笑った。

?「居るって、絶対ね……一瞬だけど時空が歪んだから、確実だって!」

この和服姿の男性はこの"咎人島"の土地神であり、国王の一人の伏見ガク。
そして、紫髪の男性は同じく"咎人島"の国王の剣持刀也である。

剣「ふぅーん……まぁ、"異界人"には会ってみたいですし、ね」

伏「ね、オレも会うのは久しぶりだし…今回の子はすごい子だと思うんっスよねぇ〜」

伏見はニコニコしながら空を見上げた。

伏「あーあ、早く会いたいなぁ…"姫"に、さ?」

剣「その"姫"に何の意味があるか知りませんが、ま、会えたらいいですね」

そう言って剣持は元来た道を戻って言ってしまった。
その背中を見ながら伏見は、

伏「………ま、会えばきっと刀也も分かるっすよ

あの子がどれだけ貴重で、重大な存在なのか……ね?」

そう言うと伏見がユラりと揺れたかと思うとその場には誰も居なくなってしまった。

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作品ジャンル:恋愛
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雪鈴(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます!!裏の方では俺って言って欲しいなって欲望が出てしまった…直しておきます! (2021年7月21日 21時) (レス) id: de383840ec (このIDを非表示/違反報告)
- 設定がとても面白くて,一気に読んでしまいました!素敵な作品をありがとう御座います!後,細かくて失礼なのですが,甲斐田さんと弦月さんは一人称僕ですよ,,,! (2021年7月21日 15時) (レス) id: 7988901400 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪鈴 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/  
作成日時:2021年2月2日 12時

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