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救急箱から消毒液を出して傷口にかけられる
ピリッと痛みがあるがこればかりは仕方がない
小峠「少し傷が深いな、何で切ったんだ?」
『あー…お皿を洗ってたんですけど、どのお皿か分からないんですけど欠けてたみたいでそれで切っちゃったんです』
北岡「え、それは大変だ…俺、確認してきますね」
小峠「そうだな…ついでに残りのヤツも洗っといてくれるか?」
北岡「分かりましたっ」
北岡さんはそう言うと事務所を出ていってしまった
永瀬さんはそれを見てホッとしたのか近くの椅子に腰をかけて
永瀬「ったくよぉ……台所に
小峠「そうだったんですね」
…………ん?
今、永瀬さんが手伝いに来たって言った??
『え、永瀬さん私のこと、嫌ってたんじゃないんですか?』
私がそう言うと二人はポカンとした表情をした
そして、永瀬さんは頭を抱えるように前のめりになった
小峠「お前……永瀬の兄貴に嫌われてると思ってたのか?」
『は……はい、あまり目線も合わせてくれないのでそうだと思ってました』
小峠さんはその言葉を聞くと苦笑いを浮べたこう言葉を続けた
小峠「永瀬の兄貴は店の嬢とかなら絡んだ事があるがお前みたいなカタギの女とはあまり接点がねぇんだよ」
永瀬「バッ!!!!小峠!!余計なこと言うんじゃねぇ!!」
永瀬さんの上げた時の顔は真っ赤に染っていて私の方をチラッと見ると気まずそうに目を逸らした
『……そうだったんですね、なんだか気を使わせてしまってすみません』
私がそう言うと永瀬さんは再び顔をこちらに向けて
永瀬「……メシ、美味いから…あと、今日は和食が食べてぇ」
それだけを言うと永瀬さんは部屋を出ていってしまった
小峠「……少し分かりにくいかもしれねぇが、永瀬の兄貴はお前を妹だと思ってるんだよ」
『妹…ですか?』
私がそう聞くと小峠さんは頷いた
小峠「お前はもう俺達の"家族"みたいなものだからな
だから、末妹が出来て永瀬の兄貴も嬉しいんだよ」
『……そう、なんですか』
"家族"なんて、鬱陶しくって面倒臭いものだと思ってた
けれど……何故だろうか、それが嫌じゃない
『……へへ、優しいお兄さん達が出来て、私、とっても嬉しいです』
小峠「……そう言ってくれると、こっちもうれしいよ」
そうして、その日の晩の食卓は和食がメインの料理を並べると永瀬が嬉しそうな表情をしていたのはまた、別のお話
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シャリファ(プロフ) - 雪鈴さん» 分かりました！ (2022年10月11日 20時) (
レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - シャリファさん» リクエストありがとうございます!!メテオと佐竹さん＆千恵さんですね、他の方のリクもありますのでお待ち頂けたら書きます！ (2022年10月11日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年10月11日 19時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - リクエスト可能ならメテオとの絡みと佐竹、千恵さんとの絡みをお願いします！ (2022年10月11日 19時) (レス) @page44 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 構いません。お願い致します。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年8月2日 14時
