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『(そんなんじゃ、きれいな花は咲かないよ)』
お菓子作りもそうだが愛情を持って育ててたら花はキラキラと輝いて咲いてくれる
私は、それが非常に好きなのだ
『(確か……桜が今日は新しい肥料が来るって言ってたっけ?)』
そう思っていると一人の執事が近くを通り掛かった
『あ、相島さん、ちょっといいかしら?』
相島「はい、何でしょうかお嬢様?」
この人は相島さんと言い、とっても頼りなる優しい執事さんだ
『桜が今日は新しい肥料が来るって言ってたんだけど……それを庭に持ってきて欲しいの』
相島「分かりました、直ぐにお持ち致します」
そうして、私は庭へと出て花の手入れを始めた
その間も少し遠目からアルベルトは見ており、非常に鬱陶しくはあるが、気にしない事にしている
『……うん、今日も綺麗に咲いてるね』
オレンジ色の可愛らしい花と白色の美しい花……様々な花がこの庭には咲いている
『(色だけ見てると……テツ君達を思い出しちゃうなぁ)』
でも、もう戻れない……二度と会う事なんて叶わない
……すぐに忘れるべきなんだろうけど、無理だ
『……会いたい、なぁ』
ポツリと呟く言葉は空気へと消えていった……
それから直ぐに後ろから声を掛けられた
相島「お嬢様、丁度園芸の業者の方が来ておりまして…運んで頂きました」
『あら、そうなの……いつもお世話になってま……す』
後ろを振り返り業者さんの顔を見ると……そこには今思い描いていた人物が立っていた
久我「……肥料の方を、お持ちしました」
『ーーーーあら、ありがとうございます
コチラに置いてくださるかしら?』
私は出来るだけ平常心を溜まってテツ君に話しかける
他にも良く見ると小峠さんや和中さん、小林さんに……康明兄さん、そして知らない人が一人いた
『(すごいメンバーだなぁ……なんで来たんだろ?)』
やっぱり、怒ってるのかな?だから此処まで来て嘲笑いに来たのかな……?
……当たり前だよね、だって、わたしは…………
そう思っていると和中さんが近くに寄ってきて小さく耳打ちをした
和中「……貴女を、助けに来た」
『…………えっ??』
私を……助けに来た??どういう事なの??
混乱していると和中さんは続けた
和中「今はあの男が邪魔だ……だから、ここで切り合いになるが少し辛抱してくれないか?」
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シャリファ(プロフ) - 雪鈴さん» 分かりました！ (2022年10月11日 20時) (
レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - シャリファさん» リクエストありがとうございます!!メテオと佐竹さん＆千恵さんですね、他の方のリクもありますのでお待ち頂けたら書きます！ (2022年10月11日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年10月11日 19時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - リクエスト可能ならメテオとの絡みと佐竹、千恵さんとの絡みをお願いします！ (2022年10月11日 19時) (レス) @page44 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 構いません。お願い致します。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年8月2日 14時
