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ーー バース side ーー
俺の名前は"バース"、殺し屋組織[CODE-EL]に所属している殺し屋だ
とある殺しの任務中に撃たれ傷付きながらもその組織の場所から抜け出した
血は止まることなく流れ続けて遂にどこかの裏路地で倒れてしまった
ﾊﾞｰｽ「(くっ…ヘタをこいてしまったな……)」
あまりにも血を流し過ぎた……もう、俺は此処で終わるのか……
そう思っていると声が聞こえてきた
『え……!!ちょっ、大丈夫ですか!?』
その声は女の声だった
そいつは駆け足で寄ってくると俺を抱き上げた
見えたその女の顔は若く一般人であろう雰囲気を醸し出していた
ﾊﾞｰｽ「うぅ……」
『ちょっしっかりして下さい!!直ぐに救急車を……!?』
救急車を呼ぼうとスマホを取りだした
ﾊﾞｰｽ「(いかん……このまま呼ばれるとめんどくさい事になる)」
俺はそれを止める為にその女の手を掴んだ
女は驚いたのか動きを止めて俺の方を見た
ﾊﾞｰｽ「……不要、だ……放って、おいといてくれ…」
俺は、それだけを言って意識を落としてしまった
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
あれからどれ程たっただろうか……
再び意識を取り戻すとそこはどこかの部屋の様で俺は布団に寝かされていた
ﾊﾞｰｽ「(……ここは、どこだ……?)」
辺りを見渡すとそこには治療したのであろう痕跡が沢山あった
血が付いたガーゼや軟膏、包帯……誰が俺をここまで運んで治療したのか?
すると、部屋の扉が開いて意識を失う前に会った女が入ってきた
女は俺が目を覚ましているのに気付くと慌ててよってきた
『よかった……!!目が覚めたんですね!!』
心底安心した表情を浮かべる女の目元にはくっきりと隈が出来ていた
ﾊﾞｰｽ「……まさか、寝ずにずっと治療していたのか…?」
俺がそう問うと女はニッコリと笑い頷いた
『流石に怪我をして倒れてる人を放って置けないので…勝手ながら私の家に連れて来ました』
そう言いながら女は俺にストローを取り付けたペットボトルと鎮痛剤を差し出してきた
『とりあえず、これを飲んで下さい
これを飲めば少しは痛みが引くはずです』
ﾊﾞｰｽ「…………感謝する」
今の俺はコイツの前ではただの怪我人だ
大人しくしておく従っておくのが吉か……
『さて、私は少し寝ますね……ゆっくり休んでて下さい』
女はそう言うと近くの壁に背を預けて眠りについた
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ゆう - はい大丈夫です。楽しみにしてます。 (2022年12月14日 16時) (
レス) @page2 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます(_ _)相良の兄貴ですね、他にもリクエストがありますので後々になってしまいますがよろしいでしょうか？ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この夢小説を読んでいると楽しいです。リクエストで相良さんを出してください！ (2022年11月30日 16時) (レス) @page41 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - サクラさん» 名前変更ですか……最初は考えたんですがどうしても文字数を取ってしまうので断念してしまったんですよね…申し訳ないです (2022年8月2日 15時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 名前変換はできないんですか？とても面白いお話なのでできれば変換して読みたいです。。 (2022年8月2日 15時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年6月26日 11時
