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小峠「だ…よな、でも、アンタに心当たりがなくっても兄貴は覚えてるみたいでな…仕事が終わったあとで良いので…ここに連絡を下さい」
そう言ってなにかの番号を書かれた紙を渡された
それはどうやら彼の携帯の番号のようだ
『……まぁ、お礼もしたいですし…分かりました、終わりだしたら連絡させてもらいます』
小峠「はい…ご迷惑をおかけします」
小峠さんはそう言ってさっきの人を追いかけるようにその場を後にした
私もその場から離れて職場へと向かった
〜〜 数時間後 〜〜
「お疲れ様〜またよろしくね〜」
『はーい、お疲れ様でした!!』
仕事を終えて職場を出てすぐの公園で私は小峠さんからもらった番号に電話をかけてみる事にした
『(時間的に夕方だけど…大丈夫かな?)』
とりあえず番号を打ち込みスマホを耳に当てる
コール音が2〜3回なった後に小峠さんの声が聞こえてきた
小峠「"はい、小峠です"」
『あ、こんばんわ…華実屋ですけれども…』
小峠「"あ、華実屋さん…お仕事お疲れ様です"」
『あ、いえいえ…その、お時間ありますかね?昼間のお礼をと思いまして』
小峠「"……今はどちらに居られますかね?"」
『え?えーっと…職場から出てすぐの公園…空龍東公園にいます』
小峠「"空龍東公園ですね…そこで少々お待ちください、直ぐに行きます"」
そう言うと通話は切られた
……思ってたより義理堅い人なんだなと思いつつ私は大人しくその公園で待った
それから数十分後、あの白スーツを着た小峠さんと黒シャツを着た強面のお兄さんが共に来た
でも、その顔には覚えがあった…
『あ、あの時のイケメンなお兄さん』
?「お、覚えてくれてたの?ラッキー」
そう、この間裏路地の入口に怪我をしていて絆創膏をあげたあのイケメンのお兄さんだった
小峠「……やっぱり、知り合いだったんだな」
『知り合いって言うか…怪我してたんで絆創膏あげただけですよ?』
それ以外は何もしてないし…第一にそれ以来会っていない
小林「どーも、あん時は世話になったね
俺の名前は小林幸真って言うんだ〜よろしくな」
そう言いながらニヒルに笑う小林さん
……なるほど、小峠さんはこの人に私を会わせたかったのか
『はじめまして、華実屋Aです
小峠さん、これは昼間のお礼です、受け取ってください』
私は持っていた紙袋を小峠さんに渡した
小峠「え…いいのか?」
『はい、お礼はキチンとしたかったので』
小峠さんは優しい笑みを浮かべた、やっぱりこの人もイケメンだわ
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ゆう - はい大丈夫です。楽しみにしてます。 (2022年12月14日 16時) (
レス) @page2 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます(_ _)相良の兄貴ですね、他にもリクエストがありますので後々になってしまいますがよろしいでしょうか？ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この夢小説を読んでいると楽しいです。リクエストで相良さんを出してください！ (2022年11月30日 16時) (レス) @page41 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - サクラさん» 名前変更ですか……最初は考えたんですがどうしても文字数を取ってしまうので断念してしまったんですよね…申し訳ないです (2022年8月2日 15時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 名前変換はできないんですか？とても面白いお話なのでできれば変換して読みたいです。。 (2022年8月2日 15時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年6月26日 11時
