八話 特別な満月 ページ25
創作菓子屋縁龍は月に一回、満月の日だけ次の日の朝日が昇るまで夜の営業をする
それは何故かと言うと満月の日はお爺さんとお婆さん…もと言い正�鬚気鵑蛤覆任△�
緋音「Aちゃん、今月もごめんなさいね」
『良いんですよ、暇なんで!!』
だから私もこの日だけは次の日の朝日が昇るまでお店にいるのだ
最山「ワシ達だけでもいいんだぞ?殆どお客さんも来ないしな」
『そんな訳にはいきませんよ、とりあえず、まずは私が店番しますから二人はゆっくりしてて下さい!!』
緋音「そうかい?それじゃ、眠たくなったりお腹すいたら奥に来るんだよ?」
『はーい!緋音さんのご飯楽しみにしてますね♪』
そうして、二人は店の奥に入っていった
私は店先に出て蚊取り線香を焚いて更に打ち水をした
『ふぅ……ここら辺は本当に静かだなぁ』
空龍街の東の端にある為かここはかなり静かで夜になると殆ど人が出歩いてない
オマケに近くに森林公園もあるためかなり涼しい
『………さて、待ちますかねぇ』
この日は必ずと言っていいほど"ある人"がこの店にやってくる
?「店先に出るのはあぶねぇって毎度言ってるよな?」
『…どうせすぐ来るのにそれ言いますか?』
暗闇の中から現れたのは派手な服を着た緑髪の男性
名前を須永陽咲也といい、満月の夜になると必ず店に来て私を口説き落とそうとする人だ
『須永さんもよく飽きませんよね…』
須永「あぁ?お前みてぇな良い女は早めに落としとかねぇと横取りされるだろ?」
そう言いながらいつも通り私の隣に座り足を組む
フワッと漂ってくる良い香りの香水、纏めあげられた美しい緑色の髪、そして顔もイケメンなのにこんな平凡な女にどうして固執するかわからん
須永さんとの出会いはもう四ヶ月前に遡る………
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう - はい大丈夫です。楽しみにしてます。 (2022年12月14日 16時) (
レス) @page2 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます(_ _)相良の兄貴ですね、他にもリクエストがありますので後々になってしまいますがよろしいでしょうか？ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この夢小説を読んでいると楽しいです。リクエストで相良さんを出してください！ (2022年11月30日 16時) (レス) @page41 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - サクラさん» 名前変更ですか……最初は考えたんですがどうしても文字数を取ってしまうので断念してしまったんですよね…申し訳ないです (2022年8月2日 15時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 名前変換はできないんですか？とても面白いお話なのでできれば変換して読みたいです。。 (2022年8月2日 15時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年6月26日 11時
