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元太side
告白してからなんとなくAに避けられてるような気がしてた
きっと気まずかったんだろう
でもそれももう終わる
さっきAに話がある、と庭に呼び出された
ベンチに座るAの後ろ姿
抱きしめられたらどんなにいいだろうって思ってた
それは今も変わらないけど
でもAが出した答えなら俺は素直に受け止めるよ
元「A、おまたせ」
『元太、、、』
元「うん、、、話って?」
『、、、ごめんなさい、、私、元太とは付き合えない』
元「、、、うん」
『元太は、、辛いとき、苦しいとき、いつもそばにいてくれた、、、元太のことは大好きなの、、、でも、私の好きと元太の好きは一緒じゃない、、、私は、ちゃかのことが好きだから、、』
ごめんね、A
そんなに辛そうな顔させたかったわけじゃなかったんだ
元「うん、、、そっか、、」
『気持ち伝えてくれたのに、、、ほんとに、、ごめんなさ、』
元「待った!ごめんなさいよりありがとうって言ってほしい!」
泣きそうになってるAも
どんな表情のAも綺麗だけど
やっぱり俺は君の笑顔が1番好きだから
Aには笑顔でいて欲しいから
元「Aの気持ち聞けてよかった!スッキリした!大丈夫!きっとちゃかにAの気持ち届くって!」
元「ちゃかが」
俺が
元「Aほど可愛いと思う子」
Aほど可愛いと想う子
元「この世にはいないよ?」
この世にはいなかったよ
『っ、好きになってくれて、、ありがとうっ』
終わった俺の恋心にさよならしないと
Aが幸せになれますように
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作者名:氷里 | 作成日時:2020年9月1日 22時