9 ページ9
青side
みんな揃って遠足気分やな
そのままその先生の病院へ移動した
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
先「あははっ確かに僕が怪しくなりますね!」
黄「で?先生どうですか?」
淳太は真正面から全てを話した
先生は笑いながら聞いてくれてたけど
変やな人やったら問題やぞ
先「大丈夫です!公表を避けるように言ったのは僕ですし、避ける理由はまさにソレです!」
橙「と、言いますと?」
先「この薬は元々性転換希望者向けへ作ったものでして。政府に認めてもらう為にも今申請中なんです」
緑「はぁ…」
先「ところがですね、政府はそれで少子化対策を図ろうとしておりまして…僕の意図とは違いますので今話が止まっているんです」
黄「なるほど。だから僕がそうなっていると分かると危ないと」
先「その通りです!」
紫「なぁ、なんで?」
緑「分かってへんのかい!」
桃「だから現状ではどこまで女性としての体の変化に耐えれるのかとか分かってないんでしょ?」
先「はい。そこに入る前に揉めたので…もしかしたら完全に女性として生活できるかも知れません。でも逆に身体に負担を与えるかも知れないんです」
青「だから先生は淳太を呼んだんですね」
黄「今のところは…」
先「何も問題はありません。でもなるべくならないようにして欲しいです。あの時は直ぐに解毒剤を飲んでもらう予定だったので…」
黄「女性化が進むのは…」
先「戻れる保証が出来なくなりますので…」
橙「おぃ、お前が作った薬やろが」
緑「ちょっと照史!」
橙「さっさと戻る薬作れや!」
黄「照史!」
先生に掴みかかりそうになる照史をみんなで抑える
紫「気持ちは分かるけど!」
青「冷静になって!」
橙「なんですぐに出来へんねん!」
先「も、申し訳ない!データが飛んでしまって…」
青「はぁ!?」
先「今復旧をお願いしているところなんだ」
黄「…分かりました。これ以上居るとうるさいからみんな帰って」
青「え?淳太は?」
黄「先生。検査お願いします」
赤「何されるか分からんやん!」
黄「なら誰か1人残ってくれたらええから」
橙「…俺帰るわ」
紫「照史!?」
赤「俺もー」
緑「え?シゲも?」
桃「俺も帰ろー」
青「みんな帰るん?」
うるさいと思ってたヤツらが帰るなんて…
緑「俺残ってもええかな?」
桃「じゃ!神ちゃんに任せた!」
帰ろかー、なんて腕を引かれて部屋を出る
青「皆どないしたん?」
橙「淳太くんホンマは俺らに見られるの嫌やねんで?」
皆その辺はわきまえてるな
205人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あい | 作成日時:2022年5月15日 0時