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紫side

照史の淳太への接し方見ててみんな気づいたみたいやけど
淳太はなりたくて女になった訳やないから
女の子として接するのは良くないのかもしれへん

でも好きな子が特別困ってる上に
可愛さマシマシで大人しく出来るほど
俺ら人間出来てへん!

紫「ごめんな?淳太は嫌かもしれへんけどホンマに可愛いで」
黄「そうやって褒めてもらえるのは嬉しいけど不本意やな」
緑「でもその可愛さを無視して進めるのも…」
赤「よし!可愛いに慣れるから待ってろ!」
青「俺も今のうちにガン見しとこ」
桃「身長と変わってる?」
黄「残念なことにな」
緑「もしかして俺のが高い?」
黄「たぶん」
赤「身長どうやって誤魔化すん?」
橙「靴ぐらいやない?」
黄「おん。それも調べてもらってる」

淳太はいつでも先々を考えてくれてる

紫「何話し合うんやっけ?」
桃「ま!先に淳太にマッサージ機持ってきたから使って?」
黄「え?ありがと」
青「飲み物も好きなん選んでな」
赤「なんかすることあったら言ってや!」
黄「…もしかして俺の疲れを取る作戦?」
橙「淳太が戻る方法はそれやからな」
黄「正直な、俺的にはそんなに疲れてもないし精神的なものも無いねん」
紫「でも変わってもうたで?」
黄「そうやねん…許容範囲が分からへんねん」
橙「今までやって無意識で無理してたんやない?」
黄「無理なんてひとつも思ってない」

淳太的にはそうなんやろうけど

赤「神様から休め言われてるんやって」
黄「こんなんで休んでる暇はないな」
青「せめてペース落とさへん?」
黄「今やっといい風が吹いてきたのに落としてどないすんねん!」

橙「なら淳太くんはどうしたい?」
黄「…事務所は隠せって方針なんやろ?」
橙「そうやな」
黄「俺は公表してネタにしたかった」
赤「変な噂たつのを事務所的には止めたいやろ」
黄「バレへんようにってムズいねん」
緑「顔も一緒なねんから隠されへんくない?」
青「服とかでボディライン出んかったらバレへんやろ」
桃「可愛さ増してるで?」
紫「淳太は隠すならどの形がええの?」

みんな淳太を、じっと見る

黄「…さっきスタイリストさんに言われたのは女の時は思い切って女に振り切る」
橙「え?」
黄「だから!女の子になるの。別人になりきるから」
緑「それでスタッフさんに紛れ込んだら誤魔化せるかもな」
黄「木を隠すなら森の中っていうやろ?女の人の中に紛れた方がバレへんかも」

なるほどよく分からへんけど
女の子になってしまうってことか

8→←6



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作者名:あい | 作成日時:2022年5月15日 0時

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