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青side

淳太の身体が戻らなかったら…
仕事のことを考えると避けたいなぁ…

でも正直なところはどっちでもええねんなぁ

別に仕事以外はなんも変わらへんやろ
俺らの感情も関係も

強いて言うなら日本で結婚出来るってぐらい?

青「でも、淳太の心がついていかへんか…」
黄「お前、今自分の中で話完結させたやろ」
青「ぁ、ごめんごめん」
黄「別にええし。慣れてるわ」
青「でも知らないと話始まらへんもんな」
黄「そうやねん。やけどホンマにそうなら仕事に支障が出るからメンバーも聞いて欲しい」
青「おん。大丈夫!俺らができることは何でもするよ」

肩を抱き寄せて頭を撫でてやると
淳太が顔を逸らした

青「え、嫌やった?」
黄「い、嫌ちゃう!けど、今は見んといて!」

そう言われても見たくなるもんやろ?
覗いてみると顔を真っ赤にさせていて

青「もしかして照れた?」
黄「!あほ、見んなや!」

ぺしぺしと叩いてくるのがまた可愛らしいな

時計を見るとそろそろ向かわないと…

青「服は?それで行くん?」
黄「いや、戻った時大変やから別のも持っていく」
青「なら1回淳太ん家行こか」
黄「助かるわ」

車へ戻り淳太の家へ

助手席で先生へ今日の夜に行くという話を電話している淳太

黄「はい、……はい…………わかりました」

人が電話してる時って横におると静かになってまうやな…
黙って話が終わるのを待つ

黄「あぁ…はい。………今は…そうですね………はい……今朝です」

淳太が電話をしているけどもう少しで淳太の家に着いてまうねんけど…

黄「そうですね……はい。では、また夜に」

丁度駐車場へ入ったタイミングで
電話が終わったみたい

黄「お、すまんな」
青「車で待ってるから荷物取ってき?」
黄「え?まだ早いしお茶要らん?」
青「上がってええの?」
黄「こぼさへんならな」
青「こぼさへん!」
黄「ん。じゃ、行こか」

ラッキーお家に入れてもらえるとは思ってなかったから
一緒にエレベーターへ乗り込み扉を開ける淳太の後ろに立ちながらもドキドキしてるわ

黄「どーぞ」
青「お邪魔します」

好きな人の家に入れてもらえるなんか
最高すぎるやろ

リビングまで歩く中寝室の扉が開いたままで
覗いてしまう

黄「ちょっ、あんまり見んなや」
青「いや、どこも綺麗にしてるな」
黄「当たり前やろ」

恥ずかしそうにしてるのも可愛い
リビングに入りすぐにお茶を用意してくれた

黄「俺荷物作ってくるから休んどいて」
青「おん」

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作者名:あい | 作成日時:2022年5月15日 0時

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