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赤side

淳太が泊まる!
男の身体で俺に惚れてくれたらベストやねんけど
中身が淳太ならどっちでもええわ!

お風呂を貯めつつ
変なものが散らかってないか確認しておこう…

黄「シゲ?」
赤「はい!重岡です!」
黄「はいはい、重岡さん。俺下着とか買いにコンビニ行ってくるわ」
赤「え?今から?1人で?」
黄「近くにあるんやろ?一人で行けるよー」
赤「危ないからアカンって!」
黄「なんでやねん。そんな女の子やあらへんし」
赤「いや、今女の子」
黄「あ…忘れてた」
赤「適当でもええならお風呂入ってるうちに買ってくるから」
黄「適当でええわ。あ!変なんは買うなよ」
赤「へ、変なん?」
黄「布の面積少なかったら殴る」
赤「わかりました!」

アホみたいな会話してるうちに
お湯が貯まりました。と機械音が流れた

赤「俺買ってくるからお風呂入っといて?」
黄「悪いな。お願いするわ」

そのまま俺はバスルームから退散
コンビニへ向かう

道すがらスマホを見ると
メンバーはみんな心配してるみたい
そんな中淳太の一言から俺への個人メッセージが止まらなくなってる

黄『今日はシゲの家にお泊まりするので大丈夫です』

こんなん言うから
襲うな、お前は出ていけ、淳太の肌見たら殴る
みんな怖い言葉ばっかり並べてくるわ…

コンビニに入り女性物の下着を買うのって変な感じーと
適当にカゴに入れつつ
他に飲み物でも買っておくかー
淳太はお酒も呑みたいかもしれへんから
その辺やおつまみ…あぁ、ポテチでええんか
レジに持っていく
会計を済ませて袋片手にスマホを見ると
淳太から連絡が入っていた

黄『まだ買い物中?』
赤『今帰り道』
黄『アイスほしー』
赤『買ってへん』
黄『お酒ある?』
赤『それは買った』
黄『そろそろ上がりたいから早く帰ってきて』

可愛い催促ににやけてまうわ

最後の一文をスクショして
文句を個人的に送ってくる奴らに送ってやると
スマホがうるさいぐらいに鳴ってる

そんなんはほっておいて
帰り道を急ぐ
家に着いて
下着と俺の部屋着を寝巻き用に置いておこうと
バスルームの扉の前

中からドライヤーの音がするから上がってるやん!
急いでノックする

黄「はーい!しげ?」
赤「あ!もう上がってた?」
黄「今上がったー」
赤「服持ってきたから少し開けたも大丈夫?」
黄「んー?ええよー」
赤「おじゃましまーす」

ゆっくり扉を開けたら
タオル身体に巻いて平然とドライヤーしてるけど

赤「うわ!ごめん!」
黄「へ?なんが?」

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作者名:あい | 作成日時:2022年5月15日 0時

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