りゅせじゅんの世界2

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黄side

折角のチャンスが…
みんなでの仕事も増えて
幸せやったやろうに…

ｶﾞﾁｬｯ

ス「あのー今よろしいですか？」
マ「はい！」
ス「例の件ですが…」
マ「あ、映画の事ですか？」
ス「あの監督雑誌に抜かれたみたいでして…」
赤「はぁ！？」
桃「え！？なんで！？」
ス「やっぱり強要したり、パワハラがあったみたいです」
橙「これは淳太くん諦め」
黄「そうやな…」

この状態で進むわけが無いか…

ス「それでですね…別の話が来てまして」
マ「え！？どの様な？」
ス「こちらも内容的には似ていますが実際賞を頂いているほどの監督さんからのオファーでして」
黄「やります！」
青「アホ！今回みたいなこと怒るかもしれんねんから直ぐに返事すんな！」
ス「いやいや、今回はもっとゆったりした感じのものらしくて」
緑「本はまだなんやろ？」
赤「2人でまた本見てからにしたら？」
マ「1度検討でもよろしいですか？」
ス「はい！もちろん！話は進めておきます！」

スタッフさんもマネージャーさんも
ご機嫌になってくれてる
なんとか他の仕事には繋がりそう！

ス「では！重岡さん！神山さん！よろしいお願いします！」

そう言って出ていった…
あれ？なんで？2人？

黄「え？どういうこと？」
マ「あ、どうやら今回は2人への依頼のようです…」
赤「あはははっ」
桃「やっぱりおじじの演技ではダメやったかー」
紫「え！？次はシゲちゃんと神ちゃんなん！？」
橙「中間さんは演技以外で頑張ってください」
黄「えー！！！」

気合い入れぞんやし！！

青「俺らのやないのに淳太が受けるって返事したんがめっちゃおもろい」
赤「勘違いおじじ！」
桃「おじじ凹むな！」
黄「ふーたーりーとーもー！！」
緑「あ、淳太が怒った」

会議室内で走り回る2人を追いかける
でも俺の運動能力ではついていけへん

橙「まぁよかったんやない？」
紫「そうやな」
青「次の案件も主題歌やらせて貰えように頑張ろうな」

桃「淳太着いてこれへてんやん！」
赤「アイツ体力ないぞ！」
黄「お前ら遊ぶ時だけ元気のならないの！」

緑「保育園みたいやな」

その後は貰った本もかなり感動的で
いい物語やったのでトントン拍子に話は進んでいた

もう俺らは関係ないと
シゲと神ちゃんに後は頼み
他のメンバーは解散

橙「淳太くん！」
黄「ん？」
橙「疲れてるやん」
黄「あんだけアイツらの相手したら疲れるわ」
橙「少しはワガママ言えるようになった？」

照史は俺らのこと気にかけてくれる

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