りゅせじゅんの世界2

夜道に注意 ページ21

黄side

今日も忙しく過ごした…
家の近くまで送ってもらい最寄りのスーパーへ

晩御飯になりそうなものを買う
あ、今日もエコバッグ忘れてもうた…
仕方なしに袋も買う

白の袋を持ちつつ家へ
家まではあと少しあと何回か曲がったところ…

「あの！！中間さんですよね！」
黄「え？あ、はい」

突然で驚いたけどファンの方？

「可愛いですね」
黄「あ、ありがとうございます…」

写真は断らな…

「あの、彼氏居ますか？」
黄「え？」

彼氏？いやいや、俺男やし彼女やなくて？
いや、彼氏おるけど

「あ、居ないのか…じゃ！僕の彼女になってもらいます！」
黄「え？？あのー…どこかでお会いしたことありますか？」
「え！？おぼえてないんですか！？」
黄「すみません…」
「はぁ…わかりました。彼女ですからデートしながら思い出してください！」

そう言って俺の腕を掴んで歩き始めた

え？？え！！？？訳分からへん！！

黄「す、すみません！！あの急いでるんで！！」

そう言って腕を振り払う

「え、彼女なのに彼氏の命令聞けないのですか？」
黄「あの…そういうのお断りしてまして…」
「今なりましたよ？」

あー！もう！話通じひん！！

黄「困ります！失礼します！！」

走って道を引き返す
もしかしたら付いて来るかもしれへん…

何かあれば頼って欲しいと言われた彼氏の言葉を思い出してスマホを取り出す

青『もしもーし』
黄『あ！もしもし！！今何してる？』
青『今から帰るとこー』
黄『家行っていい？』
青『ええけど？明日朝バラバラやないん？』
黄『緊急事態やねん。助けて？』
青『え！？なになに！？なんあったん！？』
黄『早くー！』
青『どこおるん！？明るいところおって！！』
黄『最寄りのスーパー居るから。地図送るな？』

そう言って地図を送る
流星と合流するまでは大人しくスーパーの中におることにした

少し経つと見慣れている流星の車が駐車場に入ってくる
急いでるその車へ走る
運転席に流星が見えたので助手席をノックする
驚いた顔した流星が扉を開けてくれた

青「何があったん！？」
黄「説明するけど付いてきてるかも知れへんから逃げて欲しい！」
青「わ、わかった！！」

直ぐに車を出してくれ
ドライブが始まる

青「説明して？」
黄「あのな！」

説明をした

青「はぁ！？何そいつ」
黄「わからへん。知ってる人やったんかな？」
青「顔覚えてる？」
黄「マスクしてるからよく分からへんかったけどすぐにわかる顔ではなかった…」

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