イベント系リアエピ小話 (ページ5)

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黄side

彼女やからって
俺からあげないとあかんって決まってないやん…

黄「ほしいの！」
紫「ふふ。かわええなぁ。」
黄「じぁさっきの人のやなくて俺の受け取る？」

さっき濵ちゃんにスタッフさんがあげてるところを見てしまった。
いつもにこやかで周りを癒す濵ちゃんの魅力に
どうしてもみんな惹かれちゃうよなぁ
でも俺のやのに！って言いたくなる。

紫「こんな可愛い恋人以外からは貰わへんって」
黄「他の人のとこ行かんでな？」

そっと濵ちゃんに抱きつく。
肩がない言うけど、そこに自分の頭を預けると安心できるから抱きつくのは好き

紫「ほんま可愛いが過ぎるって！はよ帰ろ？んで、ずっとイチャイチャしよ！」

急いで俺の手を引き楽屋から出ていく

ス「あ！濵田さん！あの、受け取るだけでもいいんで…」

さっきの人や…
ホンマに受け取ってなかったんやな…

紫「すんません！気を使わせて！それは本命さんに渡しや？」

うわぁ！今正しく本命に渡そうとしている子にそれを言うなんて！

ス「あ、あの…受け取ってはくれないのですか？」

紫「俺の本命からの待やねん！他の人貰えへんのですよー」

チラッと俺見るな！

ス「そうですか…分かりました。おつかれさまです…」

悲しそうに背を向けて走り出したその子の背中を見届ける

紫「俺の本命さんはいつくれるん？」
黄「さっきのも本命やろ？」
紫「互いに本命希望やねんけど」
黄「…家帰ったらな！」

鞄の中にはちゃんとチョコ入れてるもん。

紫「！？あんの！？俺用意してない！」
黄「そやろな。」
紫「どんなチョコが食べたい？一緒に買いに行こ！」
黄「晩飯作って？それでいいよ？」
紫「わかった！スーパー一緒に行こな！」

駐車場行くのにこの手はまだ離さない。

紫「な、チョコやないけど。これ。」
黄「ん？なに？」

車に乗り込んで直ぐに
何かを渡された。

箱を開けるとピアスだった。

黄「めちゃええやん！可愛い！」

小さめのモチーフやからどんな服装にもあいそう！

紫「お菓子よりな、ずっと身に付けれるものがいいと思ってん。」
黄「ありがとう！」
紫「どんなときも俺が着いてるから」

頬を撫でられたと思ったらキスをしてきた。

黄「ん。いつも支えてくれてありがとう」
紫「素直なんかわええなぁ」
黄「うるさい」
紫「ずっーと互いに本命でおろうな？」
黄「うん！」

さ、明日の仕事まで
たっぷり甘い時間をすごそ！

end