イベント系リアエピ小話 (ページ38)

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黄side

溢れ出たのが手に垂れるし
服にも落ちてしまった

黄「ん！んわぁ！」

橙「んははははっ！アホや」
紫「うわ！めっちゃ汚れたやん！」

黄「最悪ー」
緑「ほら！ティッシュ！」
桃「いやいやそうはならんやろ」
青「なってるがな」

優しい神ちゃんは直ぐにティッシュをくれたけど
妙に大人しいシゲ

紫「シゲちゃん？」
赤「…………え？」

固まってるシゲを放っておいて
服に付いたクリームを拭き取ろうとしたら
シゲに手を掴まれた

黄「何？」
赤「あかん」
黄「は？」
赤「皆見たらあかん！」

紫「おい！急にどないした！」
緑「はよ拭いてまい？」

赤「拭いてもあかん！」

そう言ってスマホで写真を撮り始める

黄「何よー、はよ食べるからもう拭かへんと」

手に垂れるクリームを舐めて
ティッシュを掴もうとする

赤「だってこんなんえろいやん！」
橙「ほんま、シゲアホやな」
桃「あぁ！！なるほど！」
紫「え？どこが？」
緑「はいはい。妄想はええから」
青「分からんでもない」
黄「はぁ？」

赤「やって！白いの！それが淳太に掛かってる！」
緑「うるさい！」
橙「コイツほんまにアホや」
黄「え……何言ってんの！！///」

シゲの思惑に気付いて急いで全て拭き取る

赤「うわぁ…今の良かったなぁ…」
紫「あほや」
黄「あー、もう！！服付いたの綺麗に取れへん！」
橙「洗ってきたら？」
桃「その間服ないやん」
橙「脱いでたらええやん」
青「家ちゃうねんから」
黄「もう帰るだけやし、ええわ」

早く帰りたいー！
服洗いたいー！
甘い匂いするし虫とか来んこと祈っておこ

赤「よし！今日は一緒に帰ろう！」
黄「はぁ？明日早いやろ？」
赤「大丈夫！」

大丈夫って何が？
しっかり休める時に休んでおかないとあかんのに…

橙「明日俺と一緒やから中間さんが動けて喋れる程度にしてやー」
赤「もちろん！」
黄「アホ！余計なこと言うな！照史も煽るな！」

この後
マネージャーさんが送ってくれることになり
全員で帰ったけど
俺の意見は無視されて
何故かシゲの家に送られたのであった

もちろん次の日有り得へんぐらいしんどかったし
照史にめっちゃ愚痴ってやった

いつも以上に眉を下げつつ
「それは災難やったなぁ」と返事をしてくれる照史

この後2人がイチャついていると
余計なことをマネージャーさんが発信したせいで
俺は2日連続で喉も腰も大変なことになるのであった

END