学生の日常 (ページ26)

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9 紫side ページ26

本番当日！
朝5時に叩き起される以外はええかんじ！

赤「流石に眠いな…」
桃「流星は起きひんかったわ」
紫「仕方ないやろ」
黄「みんな朝から悪いな？」
赤「これも約束したことやから！がんばる！」
黄「じゃぁ、あっちのテント頼んでええか？生徒用やからイタズラでも倒れへんようにして欲しいんよ」
紫「よし！やるぞ！」

生徒会の人も作業するけど
完全に人の手か足りていない…

桃「照史は？」
黄「まだ寝てるよ」
桃「叩き起こせばええのに」
黄「先生方の手を借りるのは禁止やねん」
赤「ほんま時間の無駄やで」

仕方ないと分かっているけど
手伝って欲しいものや…

「中間ー！こっち1個足りなーい」
黄「あれ？わかった！」

「中間！ちょっといいかー？」
黄「はいはーい！」

赤「淳太人気者やな…」
桃「昔から何？」
紫「ココ最近って感じかなぁ…照史がよく愚痴るようになったのはやけど」
赤「俺らも力になろう！」
桃「せやな！設営なら淳太より優秀のはずや！」
紫「ほな、そっち持ってなー」

3人で確認しながらテントを進めていく

青「おはよ」
桃「おう寝坊助！」
赤「サボり魔！」
青「悪かったってばーごめんごめん」
紫「ほら来たなら手伝ってや」
青「うー」

1人増えるだけでも
仕事のスピードは上がるな

黄「濵ちゃーん」
紫「んー？」
黄「ちょっと来てー」

淳太に呼ばれてテントは3人に任せることに

紫「どないした？」
黄「修理したテントを下ろしてないみたいやから手伝って？」
紫「はいはーい」

まだ誰もいなくて静かな校舎を歩いて
生徒会室へお邪魔するのは
なんか悪いことをしている気分で

紫「お化け屋敷みたいや」
黄「っ！余計なこと言うな！！」
紫「そんな怒らんでも…」

ビビりの淳太な余計なことを
言ってしまったようやけど
ホンマに驚かされたら
飛び跳ねてまいそう

黄「よし！これ運んでー」
紫「がってん！」
黄「はい、ふざけてたら殴るよー」

適当に返事したら怒られたわ
2人で重いテントを運んでいく
途中で他の生徒会も手伝いに来てくれて
何とか設営完了

黄「よし！じゃぁこっからは勝負や！」
「負けへんぞー」
「俺らが勝ったら中間1日クラス替えなこと忘れんなよー」
黄「負けへんし！うちには濵田居るねんぞー」

な！濵ちゃんがんばって！と言ってくるけど
他力本願とはこの事か…

赤「んじゃ！俺らも優勝してくるわ！」
桃「それで皆で遊びに行こうな！！」
青「俺は保健室に…」
赤「さぼんな！」