検索窓
今日:39 hit、昨日:24 hit、合計:49,321 hit

7 緑side ページ13

寮に行こうと思ったら雨降ってて
カバンから折り畳み傘を出した時に
たまたま照史を見つけたので一緒に帰った

各々の部屋に入る頃には
寮全体からカレーの匂いが凄いことになってるから
まずは食堂へ

緑「ええ匂いやなー」
桃「あ!神ちゃん!」
青「おーおかえりー」
緑「ただいまー」
紫「んで?何やらかしたん?」
緑「ん?俺?」
青「シゲが激怒やったで」
緑「え!?なんでやろ」

怒らせるようなことをした覚えは無いねんけど
なにか学校であったんかな?

紫「照史は?」
緑「もう来ると思うで」
橙「はいはーい?お!美味しそうやん!」
桃「あんな怒るシゲってなかなか見んからびっくりしたわ〜」
青「昔はなかったから神ちゃん絡みの時だけやろ」
緑「なんかしたかなぁ?」
橙「淳太くんどこ?」
紫「シゲとテラス行ったで」
橙「は?2人で?」
桃「そう。シゲの機嫌取りやから淳太に任せた」
青「あんまり変に弄るとずっと怒るやん?」
緑「みんなに迷惑かけてごめんな?俺見てくるわ」
橙「俺も行く」

淳太が居ないだけで機嫌が悪くなる
照史も大概子供やけど
何が不満か直接言ってくれない
シゲも子供やなぁと考えながらテラスに向かう

テラスではシゲと淳太が
笑顔で話していた
怒っている様子もないようや

淳太が見えた途端ズカズカと
照史が入っていった

橙「淳太。何してるん?」
黄「わぁっ!びっくりした…ご飯やけど?」
橙「前怒ったよな?他の人と2人きりになるなって」
黄「いやいや、外やし。シゲ相手やし。ええやん別に」
橙「ええとかどうかは俺が決めるやん」
黄「照史に決める権利ないやろ。俺の事やねんから。別にええやん」
橙「襲われたりしたらどないするんよ」
黄「はぁ?ありえへんしそんなん」

帰ってきて速攻でようこんな喧嘩するわ…

赤「淳太は俺に気を使っただけやねん。ごめんな?」
黄「気使った訳やないよ。単純にシゲとはちゃんと話しとこうと思っただけやし」
橙「何を話すことあるんさ」
黄「ちゃんと神ちゃんを大切にしてねって話やん」
緑「俺?」
黄「そうやで。今日は照史に取られて機嫌斜めやったんやから」
橙「取ってへんよ!俺は淳太くんだけやん」
緑「そうやって!そんなしてへんよー」
赤「…俺部屋戻るわ。照史、淳太は悪くないから」
黄「え!?あ、ちょっと!」

シゲはそのまま振り返ることなく
部屋に向かってしまった

緑「どういうこと?」
橙「はぁ…説明してや」

8 橙side→←6 赤side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
299人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あい | 作成日時:2023年4月23日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。