学生の日常 (ページ2)

今日:8 hit、昨日:40 hit、合計:49,330 hit

2 黄side ページ2

今年はほとんどが第2寮なので
第2寮長へ引き継ぎをして
1人を連れて第3まで歩く

「あの！生徒会長さんですよね？」
黄「はい？」
「俺、小瀧と言います。のんちゃんって呼んで欲しいです」
黄「あ。のんちゃんって君なんか。流星の恋人やろ？」
桃「え！？なんで知ってるんですか！？」
黄「惚気は聞いてるで。ようこそうちの寮へ」

そりゃ恋人ならOK出すわな

前の流星の同室者は
ほとんど第2寮へ転がり込んでいたから
転寮したんやな

管理やねんから照史も教えてくれたらええのに
いや、そうさせたんは神ちゃんかもな…
シゲの部屋も一人部屋にしたいんかも

桃「寮まで近いんですね。流星がいつも寝坊ギリギリって話してたからてっきり離れてると」
黄「あいつはチャイム鳴ってから起きるからやろ。近いから安心して」

寮内へ入り施設の紹介をする
食堂はあるけどたまにしか使っていないのは
各部屋にキッチンがあるから
使うならパーティルームぐらいや

桃「荷物郵送してたんですけど届いてますかね？」
黄「あぁ届いてるかな？」

俺は受け取ってへんなぁ…
誰が受け取ったんやろうかと考えていると
階段の上から「届いてるでー！」と元気な声が聞こえてきた

黄「シゲが受け取ってくれたん？」
赤「違う違う！流星！運ぶの手伝ったから知ってるだけ。小瀧久しぶり！」
桃「シゲやん！久しぶり！」
赤「流星が荷解きしてくれてるからー」
桃「お！仕事できるやん！」
青「あ、望おかえりー」
桃「ただいまー！」

嬉しそうに飛びついてる2人

話によれば
神ちゃんとシゲは流星、のんちゃんと仲良いらしい
なんや濵ちゃんものんちゃんと知り合いらしいし
照史も濵ちゃん伝いに知っていると話していた

なんや。知らんのは俺だけかい

赤「おじじ！サンキュー！」
黄「おじじちゃうわ。流星後説明頼むわー」
青「はいはーい」
桃「あれ？生徒会長さんは帰ってまうんですか？」
黄「おん。みんな俺の事淳太って呼んでるからそれでええよ」
桃「折角やしお話したかったのに…」
赤「淳太なんも無いなら部屋でだべろー？」
青「神ちゃんももう少しで帰れるって話してたで」
黄「ええわ。懐かしい話に花咲かせとき」

俺は一人部屋に帰っていく
別に用事もないけど
何となく居づらいもん

もう外に出る用事もないから
鍵をかけてシャワーをすることにして

明日から少しづつのんちゃんとも仲良く出来たらええなぁ
そう思いながらお風呂場へ入った