まさかの ページ46
紫「あの日酔ってたけど淳太が俺の家に居るのが嬉しくて…いつも以上に呑んでもうて」
黄「酔ってたな…」
紫「無防備に笑ってる淳太見てると誰にでも優しいんやないか？って思えてきて…」
黄「ん…」
紫「あかん事やったんはわかってる。ただスイッチが入ったら止まらんくなった。朝目が覚めて淳太がおらん事に記憶以上のことをしたんかもって死ぬほど不安になった」
黄「うん…」
紫「照史が来てな…説明されて怒られてん」
黄「うん」
紫「大切に出来へんなら好きとか言うなって。確かにそうやって思えた。あの子も告白してくれたけど俺がこれからずっと大切にしたいのは淳太やって思って断ってん」
黄「そっか…」
紫「淳太が振り向いてくれへん事や上手くいかへんことにイライラしてもうて言い方悪くなったり態度悪かったりした…ごめん。アホやけど好きやねん。ずっと」
淳太は真っ直ぐ話を聞いてくれてよかった…
軽蔑とかの表情がなくてほっとする
黄「俺も正直に話すな」
紫「おん。受け止める」
黄「俺もJrの頃から�陲舛磴鵑�好きやった」
紫「え？」
黄「俺を沢山支えてくれる�陲舛磴鵑帽�れてた。でも�陲舛磴鵑呂修ΔいΔ侶�いやと思ったから墓場まで持っていくつもりやった。やのにな…のんちゃんたちの結婚式からずっと照史が背中を押してきて少し頑張ってみようってなってん」
紫「うそ…」
こんなん予想してなくて頭がパニック起こし始めてる
黄「ただ…スタイリストさんの件とか、�陲舛磴鵑硫箸侶錣箸�あって…あぁ、俺は無理やねんやろうなって実感して…こないだその気持ち捨てちゃった…」
紫「え！？」
黄「�陲舛磴鵑硫箸機▲好肇奪�ングとかメイク道具とかあったやろ？」
紫「う、うん」
黄「彼女おるのにあんな風に手を出してくるのがショックやった。優しい�陲舛磴鵑�好きやったからその温度差に全て忘れるって決めてん」
紫「い、言い訳やないねんけど聞いてくれる？」
黄「うん」
誤解は解かないと
紫「まず、ストッキングはお姉ちゃんのお下がりやねん」
黄「は？」
紫「ネットでな掃除にストッキングが便利って見てん。やりたくなってさお姉ちゃんに話したら送ってきてくれてん！まぁまだ出来てないねんけど」
黄「え、ぁそう…え？でも！メイク道具とか…」
紫「あれはお姉ちゃんが置いて行ったやつ。忘れたくせに捨てるなって」
黄「なら…彼女は…」
紫「居らへん。照史にもそれ言われたけどずっと居らへん」
黄「照史が言ったのは、俺のせいやねん」
紫「え？」
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作者名：あい
| 作成日時：2022年9月4日 21時
