居酒屋 ページ19
店に着くとご機嫌に注文し出す望と
お酒ばっかり見ている流星
テキパキと周りを片付けている神ちゃん
桃「…以上でお願いします！」
「かしこまりました！」
個室の扉を閉めて
四人だけの空間
青「淳太のあの発言。どう思う？」
緑「失恋ってやつ？」
桃「�陲舛磴鵑覆鵑�聞いてへんの？」
紫「俺に話すわけないやんか」
緑「照史は知ってそうやったけど」
桃「えぇー。なんで照史なんよー！」
青「相方やねんから仕方ない部分はあるんやない？」
桃「それでも嫌やー。好きな人のこと他の人のが知ってるとか耐えられへん」
緑「じゃぁのんちゃんは流星に関しては1番知ってるってこと？」
桃「もちろん！普段は服で隠れているホクロの場所とか言えるで！」
青「そうやなぁ。俺も望が何処突かれたら興奮するかも知ってるわ」
緑「そないな話ききたくないー」
ブーブーブーブー
緑「あれ？�陲舛磴鷏搬嗅弔辰討覆ぁ�」
紫「んえ？あ、ほんや。ちょっと出てくるわー」
一旦個室から抜け出して電話にでる
橙「おい、あほ」
紫「いきなりなんやねん！」
橙「淳太くんのこと好きなんや無いんかい」
紫「え…」
橙「うちの相方か凹んだままですけどー」
紫「いやいや！俺のが凹んだから！」
橙「…淳太くん謝りに行ったのに流された言うてたで？」
紫「流したというか…」
可能性が無い現実にダメージ受けて
少し淳太と距離を取りたかったが正解やな…
橙「まぁ崇裕にも思うことが色々あるんやろうしその事は責めへん」
紫「おん…」
橙「俺が言いたいのは、どこの女に付け回されとるねん」
紫「え？」
橙「変に期待持たすと後々痛いことになるんやからな」
紫「あ、スタイリストちゃんのこと？」
橙「距離感は程々にしとけや」
紫「あの子はそんな悪い子やない…けど…」
橙「けど？」
紫「うん…ちょっとな…」
橙「俺に話せんでも誰かには話ときや？」
紫「うん…」
俺が淳太を好きやったのが
バレているけどそれだけやと向こうも何も出来ないはずよな…
橙「1人で抱えても解決せんやろ？」
紫「わかってる…でも何かあるならきっと俺にやから」
橙「自分ならええんかい。違うやろ？グループに関わるかもしれへんのやから」
紫「うん…」
橙「とにかく周りも力貸すから…」
紫「照史」
橙「んぁ？」
紫「俺。諦めることにしてん」
橙「はぁ？」
紫「淳太に拒否されてはじめて諦めようと決心出来た」
橙「え？告白したん？」
紫「してへんよ。ただ可能性がないことを知っただけや」
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作者名：あい
| 作成日時：2022年9月4日 21時
