片思い(裏) (ページ13)

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電話ページ13

マ「到着しました」
紫「んー！サンキュー！」
マ「今後は飲み過ぎないように気をつけて下さいね？」
紫「だって美味しいご飯とセットやねんもーん」
マ「そういうこと言わずに…」
紫「ま！俺も気持ち悪いの嫌やから今後は控えるわ」
マ「そうしてください。お疲れ様でした」
紫「おつかれー！」

マネージャーさんと別れて家へ帰る
長風呂はアカンからさっとシャワーだけして
すぐにベッドへ

俺が酔いすぎてなかったら
淳太はここにおったんやろうか？
誘ったら簡単に来てくれる？

いや！それはそれで危ないし！
不安になるわ
真相も気になるし
無事に帰ったことも伝えておこうとスマホを手に取る

紫「今日は迷惑かけたな。今大分酔いが取れてきました」

よし、
淳太はあんまり返事が早いタイプやないからなぁ
寝ないように待っておこうと思ったら
手の中のスマホが揺れる
お！今日はめちゃくちゃ早い！

黄「それは良かったです。強くないのに無理はせんことやな」
紫「肝に銘じておきます」

既読はつくけど返信こんってことは
返す言葉が無いって事やんな？
あの時淳太後ろに下がっていたって事は
もしかしたら俺に近付かれるのが嫌やったんかもしれへん
淳太のことやから嫌ならはっきり言うだろうと思ってたけど
言えなかったのかも…
まずは謝っておくか

紫「着替えの時急にあんなことして悪かった」
紫「ただ淳太も嫌ならちゃんと抵抗しなさい」
紫「あんなんやとそのうち変なことに巻き込まれるかもやから」

ひとつにまとめるつもりが
分けて送ってもうた…

黄「知らん人ならちゃんと抵抗します」

ちょっと怒り気味な返信や

紫「ならなんで俺のには抵抗せんかったんよ」
黄「メンバーやん。じゃれ合うなんかいつもの事やし」
紫「そうやけど、メンバーにももっと警戒して」

他のメンバーにやって油断せんで欲しいねん
もし違う人やって襲ってきたらって考えて欲しいねん！

黄「はぁ？意味わからん」
黄「その前に濵ちゃん酔ってもあんな風に人を誘ったらあかんよ」
紫「はぁ？どういう意味？」

俺は淳太やから近付いただけやのに

黄「あぁやって女の子持って帰るんかもしれへんけどハニートラップかもしれへんやろ？」

はぁ…結局いつもの仕事の話や…
淳太は何時だって俺を一人の男としてみる訳ないねん

分かってたはずやのに何勝手に期待したんやろ？
みんなが変に応援なんかするからや！