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「白濱ってEXILE、なんだっけ?」
「え?あ、うん
あとねGENERATIONSってグループ
まーそっちがメインかな」
コーヒーを持つ手。静かに微笑む目元、伏せられた目。昨日のことはとてもじゃないけど私からは切り出せなかった。
「そっか、凄いね...夢、叶えたんだね」
「...え?」
「だって白濱目立ってたよ?俺はEXILEになる男だ、って」
「あー...そんなこともあったっけ」
くしゃり、目元によるシワ。
「そうだよなぁ、夢叶えたんだよな、俺。って、時間ヤバ、東京戻んなきゃ!」
慌てて着替え始め、あっという間に元通り。
「あーあ...帰りたくねーなぁ、」
「あ!シャツのアイロンありがと
......また、な。」
ぽんぽん、と頭に乗る掌。
「...白濱...?
私、子供じゃない、よ?」
「そっか、...そう、だな」
何その愛おしそうな目、イケメンの癖にイケメンなことしやがってっ...!
「じゃぁね、A」
パタン、と閉まったドア。
改めてすごい人だ、と実感させられ力が抜ける。
いつの間にか遠くの人になっていた。
変わらないはずなんて、無かった。
制服着てた白濱が、
EXILEの白濱亜嵐になっていた...。
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荒 碧悠/ナナシ*(プロフ) - あああさん» コメントありがとうございます、不快にさせてしまい申し訳ありませんでした。その件につきまして相手方の作者様とお話させていただきまして解決してきました。つきまして作品削除はしなくていいと御返事を頂きました。ご容赦いただけないでしょうか? (2017年12月15日 22時) (レス) id: 236d90ad7e (このIDを非表示/違反報告)
あああ - もなかさんの作品パクリじゃないですか!?最低。話の流れも似ててたまたま、ではないと思います。早く消して消えてください (2017年12月15日 18時) (レス) id: b511d67138 (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん - 完結おめでとうございます! 素敵な物語をありがとうございました……! 花火の色、切なかったです笑 (2017年9月20日 19時) (レス) id: 7698939fda (このIDを非表示/違反報告)
0804 - 何か亜嵐くんってすごく男気あるなって感じました (2017年9月16日 16時) (レス) id: 59d9511157 (このIDを非表示/違反報告)
荒 碧悠/ナナシ*(プロフ) - ぺんぎんさん» コメント、ありがとうございます。お褒めいただき光栄です...!(嬉しすぎて手が震えつつにやけてますがw)番外編、どうなるかまだわかりませんが検討してみますね (2017年9月11日 0時) (レス) id: 236d90ad7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:荒 碧悠 | 作成日時:2017年8月20日 0時