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翌朝
昨日はそのまま知らぬ間に寝てしまったようで
いつも通りに鳴った目覚ましの音に目が覚めた。
「……ん、」
練習もないから今日は起きる必要無いのに。
デビューを諦めたら毎日こんな生活かぁ…それもいいかも。なんて。
馬鹿なことを考えながら虚ろな目で携帯を開くと 着信が3件入っていた。
「え……、あ！！！」
エクソの宿舎から電話かもしれない。
話がまとまれば来てもらうって言ってたし。
でもまさかこんな早くにかかってくるとは…だってまだ朝の6時だよ？
「……？！！」
パニックになっている最中にまたかかって来た電話。
同じ番号だったから 急いで応答のボタンを押した。
「は、はい…」
SH「あーAちゃん？良かった、ちゃんと繋がった」
「す、みません…！遅くなっちゃって、」
おっとりしたジュンミョンさんの声とは打って変わって、電話の向こうからバタバタ聞こえてくるのは気のせいだろうか。
「あの…？」
SH「ああそうだった。今からこっち来れる？」
「へ、」
SH「まだ朝早いのは重々承知なんだけどお昼になればファンたちも…ね、」
ジュンミョンさんの苦笑が混じった声に エクソの人気さを再認識した。
昼頃になれば宿舎の前に人がたくさん集まるってことなんだろう。
SH「今からマネヒョンそっちに向かってもらうから… うーんそうだなぁ、15分くらいで着くかな」
「じゅ、15分！！」
SH「うん、僕たちもそれまでに急いで片付け終わらせるからね」
その瞬間電話を切ってすぐにベッドから飛び降りた。
やばいやばい まだすっぴんだし寝起き丸出しだよ…！
あのバタバタしてたのは片付けしてたからなのか…なんて歯磨きをしながら呑気に考えて
かるーくメイクして 服も一番近くにあった物を着て
辛うじて…外に出られる格好になった。
同じ寮に住んでいる子達がまだ誰も起きていないのを確認して そっと寮を出た。
指定された場所に立っていると程なくして昨日と同じバンが到着して 恐る恐るそれに乗り込んだ。
「おはようございます…、お願いします」
『おはよう。ちゃんと眠れたか？』
「は、い…」
『それなら良かった。車出すからシートベルトしてくれる？』
「はい」
そして車は エクソの宿舎に向かって走り出した。
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かずは(プロフ) - 宜しければ作品全てのパスワードを教えて頂きたいです。お願いします。 (2023年3月14日 17時) (
レス) id: a30e115eec (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 宜しければパスワードを教えて頂くことは可能でしょうか? (2022年9月1日 20時) (レス) id: ce235e4f39 (このIDを非表示/違反報告)
ワカナ(プロフ) - ぱらむさんが書いてある作品でパスワードがついてる作品全部のパスワードを教えていただきたいです。お願いします (2021年9月5日 13時) (レス) id: c786f6af30 (このIDを非表示/違反報告)
名無し75750号(プロフ) - 続きが見たいので 良ければパスワードおしえていただきたいです。 (2021年1月3日 15時) (レス) id: eceb575b29 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きみたいのでパスワード教えてほしいです！ (2020年7月19日 22時) (レス) id: 130fb68c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱらむ
| 作成日時：2016年5月6日 19時
