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ショーケース3分前。
みんなで舞台裏に移動して 円陣を組む。
SH「love me rightの発売ショーケースであり、Aのデビューステージ。…絶対成功させるぞ」
XI「Aに上手く繋げられるように最高のステージにしよう」
LY「お客さんに伝わるように 全力で」
みんなが一言ずついった後 ベッキョニオッパが口を開いた。
BH「…A、絶対 絶対大丈夫だから。安心して出ておいで」
「………はい！」
完全に不安が拭えたわけじゃないけど もう大丈夫。
オッパが メンバーが待ってくれてる。
SH「行くぞ。WE ARE！」
「「「ONE！EXO サランハジャ！！」」」
みんなが位置に移動して お仕事モードになってる。きっともう話しかけても聞こえてない。
そんな姿を舞台裏からじっと見つめる。
YM「緊張してるか？」
「ヨンミンオッパ、」
YM「さっきより吹っ切れた顔してんな。しっかりあいつらの舞台見とけよ」
「はい」
舞台に上がったオッパ達はさっきとはまるで別人。
メンバーが入れ替わりで入っていく姿に目が離せない。
『_call me girl』
気がつけば3分経ってたという感じ。
慌ててマイクを持って 指定された場所に立つ。
舞台の照明がゆっくり落ちていく。
時間が経つ毎に大きくなっていく歓声と早くなっていく鼓動。
やがて流れ出すangelのティザー。
もうイヤフォンをつけてるから観客の声は聞こえない。
そして照明が 私に当てられた。
「まるで何も知らない赤子のように また生まれた瞬間のように」
少し不安が拭われたとはいえ まだ怖かったから 目をつぶったまま歌い続けた。
オッパ達がどうしてるかも見えないし ファンの反応も分からない。
「もしこのまま一緒に歩けば どこでも天国だから」
間奏に入り ようやく少し目を開いた。
見えてきたのは 綺麗な無数の星だった。
星がたくさん揺れてる。
大きな横断幕も見当たらない。
いい、の…？私が ここに居て。
半ば混乱したまま angelを歌い終え 全体照明がついた。
まだ私は呆然と立ち尽くしたまま。
SH「新メンバーのハナです、大きな拍手で迎えてあげてください」
「………」
BH「ハナさーん？」
イヤフォンで何も聞こえない。
見えてくるのは 嬉しそうに揺れるペンライトと笑顔のオッパ達の姿。
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かずは(プロフ) - 宜しければ作品全てのパスワードを教えて頂きたいです。お願いします。 (2023年3月14日 17時) (
レス) id: a30e115eec (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 宜しければパスワードを教えて頂くことは可能でしょうか? (2022年9月1日 20時) (レス) id: ce235e4f39 (このIDを非表示/違反報告)
ワカナ(プロフ) - ぱらむさんが書いてある作品でパスワードがついてる作品全部のパスワードを教えていただきたいです。お願いします (2021年9月5日 13時) (レス) id: c786f6af30 (このIDを非表示/違反報告)
名無し75750号(プロフ) - 続きが見たいので 良ければパスワードおしえていただきたいです。 (2021年1月3日 15時) (レス) id: eceb575b29 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きみたいのでパスワード教えてほしいです！ (2020年7月19日 22時) (レス) id: 130fb68c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱらむ
| 作成日時：2016年5月6日 19時
