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ハリーやロンが怒っていても__ハーマイオニーは変わらずAとの関係を続け、『ダンブルドア軍団』の為の意見を求めに来てくれた。
グループの活動はアンブリッジにバレることなく順調だ__今のところ、あの教育令以来なんの動きもないのでアンブリッジも尻尾は掴めていない様だ__しかし、ハーマイオニーによると、彼女は学校を行き来する梟便を監視していたそうで、先日シリウスとの手紙のやりとりをしていたヘドウィグが襲われてしまった。
定刻通りにグリフィンドールの談話室の暖炉に姿を見せたシリウスが突然姿を消したと思ったら、あのゴツゴツした趣味の悪い指輪をたくさん付けたアンブリッジの手が何かを掴もうと暖炉に姿を現したそうだ。
リーマスやトンクスに手紙を書きたいと思っていたAはこれを聞いて諦めるしかなかった。
騎士団の仕事を遂行する2人とのやりとりが暴かれることによって、アンブリッジにその組織の存在を知られるわけにもいかなかったのだ。
11月の半ばを過ぎた辺りになると、ホグワーツは一気に寒さで冷え込み、昼間でもマフラーや手袋なしでは教室間の移動は困難だった。
「やあ、我らがお姫様！」
「聞いたぜ、ハリーがご立腹だったようだな」
中庭の前で、フレッドとジョージに出会した。
彼らにもAが謝ると『君のせいじゃない』と首を横に振ってくれたが、彼らが学生生活最後の1年を大好きなクィディッチ無しで過ごすと言うことを想像しただけでもAはなかなか気分が晴れなかった。
「クィディッチが出来なくなっても、まだやることはあるんだぜ？」
「あのピンク色のデカブツガマガエル女をこのホグワーツから追い出すことこそが、我らに残された最後の使命さ！」
「その為にはちょっとばかし、君の知識も拝借しなければならないけど」
彼らの悪戯が、アンブリッジを困らせる為に使われるなら大歓迎だとAは思った。
彼らと話したことでいくらか軽くなった足取りで中庭を通り過ぎ、城外へ散歩しようとした時、Aの心をさらに躍らせる出来事が起こった。
遠くから見ても解る、ずっしりとした大きな体型__直ぐ近くには久しぶり戻ってきたご主人様に最大の歓迎を尻尾で表現しながら飛び跳ねるファングの姿があった。
「___ハグリッド！」
ハグリッドが小屋の前にいるのだ___Aは思わず笑顔になって彼のそばへと駆け寄った。
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ひまわり。(プロフ) - 犬トロさん» ありがとうございます！細かい所まで注目してくださっているなんて、お恥ずかしいですが、コメントとっても嬉しいです！ (2021年7月27日 12時) (
レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - りあさん» 初めまして(^.^)嬉しいお言葉ありがとうございます！本からファンになったりあさんに共感いただけるなんて、嬉しい限りです！りあさんも、お気を付けてお過ごし下さいませ！ (2021年7月27日 12時) (レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しませてもらっています。私も本から入ったので、そうなんだよ！ドラコは寄り添いたい部分もあるけど決定的に合わない部分もあるんだよなと頷きながら読んでいます。リーマス楽しみにしています！このご時世なのでお身体に気をつけてください。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 08eec6c965 (このIDを非表示/違反報告)
犬トロ(プロフ) - このシリーズは構成や考察が素晴らしく緻密でいつも更新を心待ちにしています。家族や恋人など様々な関係性と主人公の心理描写に目が離せません、更新頑張ってください。とてもとても応援しています。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 0a2feb760f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年7月26日 21時
