蜂蜜色の ページ33
「魔法薬学ってどうも苦手なんだよね、、」
談話室で魔法薬学のレポートの再提出の為に参考書を開いて羽ペンを動かしていると、向かい側に座ったピーターがそう口を開いた。
「そうだね、、僕もピーターも、どうもこの授業は向いていないみたいだ」
もともと魔法薬学が得意ではない僕とピーターにとって、N.E.W.Tレベルの授業はより難しさを増した様に思えた。
「まあ、君達はなんとか��A�瓩世辰燭鵑世掘▲好薀哀曄璽鵑皀譽檗璽箸虜督鷭个鰐斉�までギリギリ待ってくれるんだろう？」
僕らの横でジェームズが笑みを見せるが、なかなか明るい気持ちにはならない。
彼の言う通り再提出は明日まで認められてはいるが、明日はホグズミート行きの土曜日だ。明日を楽しむ為にも何としてでも今日提出しておきたい。先生もその事を知った上で『出来る限り今日の夕刻には出す様に』と告げていたのだから、あまり先延ばしにもしたくなかった。
「出来た！」
なんとか今日の期限までに仕上がった僕がレポートの羊皮紙をクルクルと巻くと、ピーターが唸る様に言った。
「＿＿僕はもう少しかかりそうだから、リーマス先に出しておいでよ、、」
ピーターには申し訳ないと思いつつも、グリフィンドール寮を後にして、地下にある魔法薬学の教室へと足を運んだ。10月に入ったこともあり、地下の廊下はヒンヤリとしていて少し冷える。
早く提出して、大広間の夕食にありつこう、と教室の扉を遠慮気味に数回ノックして開いた＿＿でも、そこに居た予想もしなかった先客に思わず目を見開いて立ち止まってしまった。
5年生の終わりから、何となく気まずかったAがそこに居た。
「Mr.ルーピン、では早速添削するので提出願えるかな？」
「あ、はい」
僅かに会釈してくれたAに微笑み返して、スラグホーン先生にレポートを提出した。彼が添削を終えるまで待っている間、チラリとAの方へと視線を送ってみると＿＿彼女は鍋から出来上がった薬をいくつかの試験管に入れ替えるところだった。
ただそれだけの行為だったのに、僕の心臓はドキッと音を立てて、締め付けられる様な痛みを感じた。
そんな筈ない。
自分の頭に浮かんだ考えを否定する様に一度視線を外して、もう一度彼女の手元を見てみたがそれは変わらなかった。
彼女の手に持つ試験管には、トロッとした蜂蜜の様な色の薬＿＿僅かに香る匂いが、マダム・ポンフリーがくれる�爛轡蹈奪廰瓩判鼎覆辰拭�
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ひまわり。(プロフ) - レティシアさん» ありがとうございます😌子世代編へと続いていくのでお時間あれば目を通していただけると嬉しいです(^^) (2022年1月27日 20時) (
レス) id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
レティシア - ……この作品、最高。これこそ私の探していた小説ｯ (2022年1月27日 19時) (レス) @page49 id: 04b1c05e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年4月14日 20時
