episode14 ページ15
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その夜、潤は帰ってこなかった。
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次の日の朝、友達から電話があった。
それで、話があるってことで、これから近くの喫茶店で会うことになっている。
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「よし、行くか。」
家を出て、その喫茶店に着くと、既にその子はいた。
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「優美!ごめん、待った?」
優美「ううん、全然!」
この子は大学の同級生で友達の有川優美(ありかわ・ゆみ)。その名前のとおり優しくて美人な子。
「何頼む?」
優美「あ、じゃぁカフェラテで」
「ホット?アイス?」
優美「ホットで」
「オッケ。すいませーん」
店員「はい。ご注文お決まりでしょうか?」
「カフェラテ1つとアイスミルクティー1つ」
店員「かしこまりました」
店員さんが去っていったところで、本題。
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「で?話ってなに?どうかしたの?」
すると、優美の顔が曇った。
優美「…うん、あのね」
「うん」
優美「実は、この間の彼氏と…別れた、んだ」
え。
優美、めっちゃ幸せそうだったのに。
「そ…なんだ…」
優美「年下の彼だったんだけどね」
「そっか…」
思い出して切羽詰ってきたのか、優美は少し泣き出した。
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優美「わ、私っ…ホントに…彼のこと好きだったのにっ…」
「優美…なんで、別れちゃったの…?」
これは聞いていいのかちょっとわかんないけど。
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優美「あのね…それがよくわかんないの」
涙を拭きながらそう言った優美。
「え?」
優美「いきなり"別れよう"って言われて…理由聞いても"ごめん"だけで…
でもね、多分彼浮気してたんだと思う」
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「なんでそう思うの?」
優美という彼女がいながら浮気なんてする奴いるのか?
優美「前に彼の家に遊びに行った時…彼が寝てる間に携帯鳴ってて、表示見たら女の人の名前だったの」
「そうなんだ…」
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優美「A、お願い!」
いきなり優美は私の手を掴んだ。
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「えっ?」
優美「私まだ彼のこと諦めきれないの!だって10日だけしか付き合ってなかったんだよ!?納得いかない!」
え、10日って…短すぎるでしょ…
「そ、それで?」
優美「協力して?」
「もちろんいいけど…どうやって?」
優美「私今日彼に連絡取るから、もう一度会うときに一緒に来て欲しいの。
私一人じゃ不安で…」
優美、ホントに彼のことが好きなんだなぁ…。
「分かった!任せて!!」
すると優美の顔がぱぁっと喜びにあふれた。
優美「ありがとう!!!Aに話してよかった!!」
そうして、優美とはお開きになり、私は家に帰った。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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まちゅじゅん(プロフ) - (松本)柚奈さん» 本名でなくてもなんか嬉しいです♪ “松本柚奈”って憧れの名前なんでwww (2013年2月14日 17時) (
レス) id: b9863d32f0 (このIDを非表示/違反報告)
(松本)柚奈(プロフ) - まちゅじゅんさん» そうなんですね！私は本名ではないんですけど。潤くんファンなんですね(*^^*) (2013年2月14日 6時) (レス) id: f48125f3b2 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅじゅん(プロフ) - 柚奈さんっていうんですか!!!? …じつは…なまえおんなじなんです…！ 将来“松本柚奈”って名前になりたいんですよ！ 潤と結婚…！ｗｗｗ (2013年2月10日 23時) (レス) id: b9863d32f0 (このIDを非表示/違反報告)
(松本)柚奈(プロフ) - そらさん» ありがとww (2012年10月15日 2時) (レス) id: 2bdd3ca30c (このIDを非表示/違反報告)
(松本)柚奈(プロフ) - リアさん» ありがとうございます！今まで他の小説であまりコメを頂いたことがなかったのでとても嬉しいです(^-^)/頑張ります！ (2012年10月15日 0時) (レス) id: 2bdd3ca30c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚奈 | 作成日時：2012年10月9日 1時
