向日葵はいつも私を見ている【テニスの王子様】 (ページ3)

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-03- 桜ページ3

私達はクラス表の前にいた。

「ねぇねぇこれ見て！クラス表！同じクラス！！１年Ｃ組だよ！！」

確かに、私は１年Ｃ組にいた。AAという名がそこに書いてあった。

『同じクラスなの……！？』

まさかこの美少女とも同じクラスとは。これは神様のいたずらってやつなのだろうか。

『あ、そう言えば私、君にまだ名乗ってなかったよね。AA。これから1年よろしく』

「確かに！陽葵も言ってなかった！陽葵は、陽葵！夏木陽葵！よろしくね！！……Aちゃんって読んでいい？」

『全然いいよ。じゃあ私は……陽葵ちゃん？』

「うーん……陽葵、みんなから陽葵って呼ばれてるから”ちゃん”が着いたらなんか違和感……。陽葵って呼んで！！」

『じゃあ陽葵で…！』

「うん！そっちの方がしっくりくる！じゃ、一緒に１年Ｃ組の教室、行こ！」

昨日まではちゃんと友達できるかな？と悩んでいた私だが、とても可愛くて明るい友達が出来て悩みは一瞬で吹っ飛んだ。