【ONEPIECE】七武海とかその辺の短編集←【短編集】 (ページ9)

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コーヒー：スモーカーページ9

ス「A」

あ「スモーカーさん！お疲れ様です＾＾」

ス「あぁ」

あ「コーヒー…良かったら＾＾」

ス「…頂こう」

スモーカーさんがコーヒーを一口飲んで、私を見た。
ちょっとビックリしたけど、できるだけ隠してみる。

ス「これ…ブルーマウンテンだろ？」

あ「あ、すごい。当たってる」

ス「やっぱりな」

飲んでるだけで分かっちゃうんだ。
すごいなあ。

感心して息を付くと、ギターをひざに乗せた。

あ「良かったら一曲リクエストでも」

ス「ひいてくれるなら何でもいい」

鮮やかに光るその色に
捕らわれて歩みを止めた
無くしてただ切なくて
追い求めたのはまぼろし

懐かしい君の声を聞いたよ
今はもうはるか遠く響く音
温もりが欲しくて繋いだ手を
僕ら愛なんてよんだ

花が咲いて月が満ちて
また景色を塗り替えて
ここにいたこと君の体温
忘れていつか冷たくそれだけさ

見慣れた街を独りで歩く
君のいない場所を探して
綺麗な記憶がちらつくから
目を瞑ってはまた転んだ

もしもなんてさ口にしたって
変わらない未来があるだけと
気付いてるのに手を伸ばして
また悲しい嘘を付く

花が枯れて月が消えて
また季節は過ぎ去って
そばにいたこと君の感触
消えてまるで何もなかったかのように

僕らが誓った永遠は
惰性の果てに腐ったね

冬が明け
春が咲き
夏が暮れ
秋が眠ったなら

出会えたことを良かったと
思える日が来るかな？

いつまでもいつまでも君と笑っていたかったよ

寂しい夜も二人の朝も
誰かが僕を塗り替えて
それでいいよ君の体温
忘れていつか眠って

さようなら愛し君よ
戻れないなら僕から消えてよ

ス「良い歌だな」

あ「それは良かったです」

ス「明日も…やってくれるか？」

あ「勿論！」

午後のまったりした一時でした。