角名くん角名くん、！続。【角名倫太郎】

推し90。 ページ42

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帰り道。





なんだか胸の奥がモヤモヤする。。



隣には今朝俺が結ったポニーテールを揺らしながら楽しそうに歩いているA。




かわいいな。







好きな人が隣にいるのにこのモヤモヤはなんだろうか。






いや、俺はこのモヤモヤがなにかは知っている。


それは今日の昼からあった。
その時はあまり気にならなかったけど、部活の時にはっきりした。





このモヤモヤの原因はA。
と、そして



北さんだ。






昼休みはただ本当にお礼に行くだけだと思ってた。



お礼する。

たったそれだけだと思ってた。





だけど、部活のときAが北さんを見ているのを見た。


部活後、お礼を渡した後ほっぺたを触られて顔を赤くしてるのを見た。


その後なにか話しててさらに顔を赤くしてるのを見た。




北さんも珍しく笑っていた。









なんだか、いい感じに見えた。









Aの好きな人はバレー部。









相手は







北さん。か、。





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全然、脈なしなんかじゃないじゃん。





北さんになんて








勝てっこないじゃん。




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