角名くん角名くん、！続。【角名倫太郎】

推し64。 ページ16

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Aを送ると言ってみんなと家を出て歩いていると、Aの好きな人の話になった。



話を聞くとAの好きな人は脈なしらしい。
Aには申し訳ないけど、俺からしたら嬉しいことで。


侑に言われたように頑張ってアピールしてこうかな。

まぁ、前からなにげにアピールしてるんだけど。。




そんなこと考えていたら

｢じゃあ、俺と付き合うか？？｣

なんて侑が言うから


｢『いやなんで。』｣

と思わず口にしてしまい、Aとハモった。



｢いや冗談やって、！笑

てかなんで角名まで？｣

なんてにやにやしながら俺を見る侑。









こいつ。



｢ま、俺もAのこと好きやで！！！｣


『ふふ。ありがとう！』


｢俺も結城さん好きやわ。

侑たちが懐くのもよう分かる。｣


『ありがとう銀島くん！私も銀島くん好きだよ！』


｢俺ももちろん好きやで！！！｣


『私ももちろん好きだよ治くん！知ってるだろうけど！』






こんな道端で好き好き言い合ってる4人を一歩下がって見る。


Aのその"好き"が恋愛的な意味ではないことは分かっているけど、その2文字、俺だけに向けてくれないかな、。なんて。

バカみたいだ





すると侑、治、銀の3人からの視線に気づいた。



｢なに？｣


｢なに？やない！！ここは角名も言うとこやろ！！｣


｢え、なにが？｣


｢Aのこと好きかってことや！！！！！｣


｢あと言うてないの角名だけやで〜？｣









治その顔やめて。



｢え、。｣


｢ほらほらぁ〜。Aも聞きたがってるで？？｣


『え、！？いや、私は、！！』

そう言ってるAも少しソワソワしているようだった。









あぁ、かわいい。
その仕草も、表情も、全部いい。






『あ、あの、大丈夫だからね、！！

私なら全然、、』


｢ううん。俺も









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俺も好きだよ。A｣





本当に。


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