角名くん角名くん、！【角名倫太郎】

推し37。 ページ39

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｢ちなみに侑が会って数日でこんなに人、特に女子に懐くのも珍しいよ。ホント。｣



『そうなの、？』



｢うん。侑もあまり自分から話しかけりしないしね。｣



『へぇ〜、そうなんだ。』

なんか意外。






｢それだけAの人柄が良いってことだよね。｣

と、微笑む角名くん。



今まで見た中で1番優しそうな顔。






｢だから、もしAが治たちのファンになんか言われたとしてもそいつよりAの方が偉いし強いから気にすることないよ。｣


そう言って私の頭を撫でる角名くん。









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その優しさと、他人(ひと)に、ましてや自分の好きな人に認められているという嬉しさからか、私の目から涙が零れる。





｢え、ちょ、！なんで、、！？なんか俺、悪いこと言った、？｣


いつになく焦っている角名くんに珍しいと思いながら





『ううん、違うの。なんだか、嬉しくて、、

角名くんにそう言って貰えるのが』

ありがとう、！と言うとまた涙が零れてくる





｢あーぁ、ほらもう泣かないで｣

制服の袖で涙を拭ってくれる角名くん。









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優しい。

好きが溢れる。




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