美容マニアなレンタル彼氏。3

Step 132 ページ35

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服を買った後は、ちょっと休憩。



カフェに入って、また支払いで揉めたのは言うまでもない。


･･･また払わせてもらえなかった!!





休憩した後は、ゲームセンターに行ってみたりした。

翔太くんに似た白い子犬の救出を試みたけど、あえなく惨敗(笑)
(こういうのは、深澤さんが得意らしい？)




またブラブラとしていると、アクセサリーショップが目に入った。







(ピアスくらいなら、受け取ってもらえるかな･･･)






この１ヶ月のお礼も兼ねて、翔太くんに何かプレゼントがしたかった。

もしかしたら、受け取ってもらえないかもしれないけど･･･






渡「ん？あそこの店行ってみる？」






と誘われたけど、断った。

だって、もうすでに買ってあるし！


サプライズとかしたことないから、上手くできないだろうし、コソコソ買うのも苦手。

選ぶのにも時間かかるだろうから、事前に用意しておいた。







渡「え、本当にいいの？」

『うん。それよりも、反対側のコスメエリアに行かない？』





といえば、目をキラキラさせてそちらに釘付けな翔太くん。


ふふっ･･･本当、美容関係好きだよね。


そのおかげで私もここまでキレイになれたんだけど。









　





　





楽しい時間って、どうしてこうもあっという間なんだろう･･･。


お別れの時間は、もうすぐそこ──







渡「本当に涼太のとこでよかったの？」

『うん！宮舘さんのご飯美味しかったし！』





夕食は翔太くんの幼馴染の宮舘さんのところに来た。

ご飯が美味しかったから、行きたかったっていうのも本当だけど･･･


でも、やっぱり一番は翔太くんが、いろんな表情を見せてくれるところだから。
お友達といるときの翔太くんは、なんだかんだ楽しそうで。

その笑顔が見たくて、宮舘さんのお店を選んだ。



最後に、いっぱい笑顔が見れてよかった。








渡「･･･もう、時間だな」

『･･･ぅん、そうだね』














もうすぐ、終わりの時間。



サヨナラの時間は、もうすぐそこに迫ってきている･･･。






　

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