美容マニアなレンタル彼氏。3

Step 113《W side》 ページ16

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目「しょっぴー、マジでごめん」






Aを送ってラウールを連れてきた目黒が、突然謝ってきた。



･･･え？

何？何??


何に対してのごめん?!



ちょっ･･･パニックなんだけど！







ラ「めめ、しょっぴーに何したの？」

目「いや、Aのことなんだけど･･･」






･･･うん、まぁ。
Aのことに関してだろうとは思ってたけど･･･なに？


やっぱり、妹みたいに思えないとか？


え･･･そうだとしたら、俺どうしたらいい？


いや、その前に従兄妹同士って大丈夫だっけ?!







目「いやさ･･･あいつがめっちゃ鈍くて、
　 自信ないの、俺とAの兄ちゃんのせいだわ」






あ、全然違った。


って･･･ん？
どういうこと？

目黒とAのお兄さんのせいって･･･。






目「俺らね、Aに近寄る男達の邪魔してきたんだ」






邪魔してきた･･･？

Aに接触させないようにしてきたってことだよな？







渡「･･･なんで？」

目「･･････兄ちゃんがシスコンすぎて」







んんっ!?

なんだって？


おい！
目を逸らすな、目黒！！


お前も一緒にやってたんだろ?!







向「めめも一緒にやってたってことは･･･

　 まさか･･･！」

目「いや、待って！勘違いしないで?!
　 俺は、兄ちゃんに頼まれてやってただけだから！」







“あいつが誰と話してようが気にしてなかったから!!”



って懸命に言い訳してるけど、俺といるとこ見た時めっちゃ怒ってたじゃねぇか！！







目「本当、当時はサッカーにしか興味なかったから」

阿「サッカーにしか興味なかったのに、手伝ってたの？

　 タダで？」

目「･･････駄菓子買ってもらってた」








駄菓子に釣られてやんなよ！

安いな、おい！！

いや、小中学生ならそんなもんか？






　

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